ハチとの上手な付き合い方

更新日:令和3(2021)年10月18日(月曜日)

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ハチに刺されないために

ハチは外敵から巣や身を守る時に攻撃します。巣やハチを刺激しなければむやみに人を刺すことはありません。
《刺されないようにするための行動》
・巣を見つけたら近づかない。刺激しない。騒がない。いたずらはしない。
・ハチと遭遇したら、手で払わない。大声を出さない。そっと後ずさりして速やかに立ち去る。
・家や車の中に入ってきたときは、窓を開けてハチが出ていくのを静かに待つ。
・草むらなどに入る時は、できるだけ白い服装で長袖、長ズボンに帽子を着用する。
・香水やジュース等のにおいが強いものは身に着けたり持ち歩かない。

ハチに刺されたときは

(1)傷口を水でよく洗い流し、毒を手で絞り出すようにします。(口で吸いだすと、口の中に傷があった場合などにそこから毒が体内に入ってしまうため危険です。)
(2)患部を冷やして、抗ヒスタミン剤を患部に塗ってください。(アンモニア水は効果がありません)
(3)体質によってはアレルギーが出たり、意識を失ったり、急に血圧が変化したりなどの症状が出ることがあります。そのようなときは、すぐに医療機関で治療を受けてください。

巣を作られないようするには

ハチの巣が作られやすい場所は、軒下、庭木の枝、ベランダや駐車場の屋根の下、外壁、床下、天井裏、戸袋の中、換気口、木の洞、土の中などです。これらの場所に、あらかじめ巣が作られないような対策を打っておくことも有効です。

    巣が出来やすい場所

《予防法1》 薬剤でハチが嫌がる環境を作る。
・巣が作られやすい場所にハチが嫌がる薬剤(殺虫剤や木酢液)をまく
・戸袋がある戸などは毎日開閉する。
・室外機、換気扇は適度に運転する。

《予防法2》 巣作りをする女王蜂を捕まえる
・ハチトラップを設置して初期の巣作りを行う女王蜂を捕まえる方法です。
 設置期間は4月中旬から6月初旬です。6月初旬以降は働きバチも誘引する
 ので危険なため、必ず取り外してください。
・トラップは市販品もありますが、簡単に自作できます。

《予防法3》 防虫ネットを設置する
・屋根裏や床下の通気口、換気口フードなど、ハチが入って来やすい場所に防虫ネットを取り付ける。

巣ができてしまったら

ハチは、農作物の受粉を媒介したり、害虫を捕食するなどの益虫です。人との生活圏が重ならないかぎり、必ずしも駆除する必要はありません。しかし、玄関や人通りの多い道路付近に巣がある場合は、その土地や住宅の所有者や管理者の責任で早期の駆除をお願いします。

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