犬や猫を飼い始めるにあたり考慮すべきこと

更新日:令和3(2021)年7月13日(火曜日)

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 犬や猫を飼うことは、自分以外の「命」を預かり、その一生について責任をもって面倒を見ることになり、犬や猫の起こしたトラブル(中には訴訟問題に発展するものもあります。)は、全て飼い主の責任です。犬や猫を飼うことに愛情はもちろん必要ですが、生態や習性を理解し、自分が最後まで責任を持って飼えるのか、飼い始める前によく考える必要があります(船橋市動物の愛護及び管理に関する条例第4条の2)。

飼う前に考えること(一例)

  • あなたの住まいは犬や猫を飼える住居ですか?住宅規約は確認していますか?
  • あなたの家族は全員犬や猫を飼うことに賛成していますか?
  • 動物に対するアレルギーを持っている人は家族にいませんか?
  • 餌やペット用品、健康管理などに継続的な費用がかかりますが、負担できますか?
  • あなたの体力で犬や猫が寿命を迎えるまで世話をし続けることができますか?
  • あなたの飼いたい犬や猫はあなたのライフスタイルに合っていますか?
  • 毎日欠かさず世話などに時間をかけられますか?
  • 近隣に迷惑がかからないよう、臭いや鳴き声・足音などを配慮できますか?
  • 適正に飼えるのは何匹までですか?災害時に一緒に避難できるのは何匹までですか?
  • かみ癖や室内を荒らすなど、あなたが思い描いた生活と違うことがありますが、動物の個性を認め、必要なしつけを行い、最後まで責任を持つことができますか?
  • 生涯にわたる計画をたててみましたか?転居や転勤した場合も犬や猫を飼い続けられますか?
  • 犬や猫が高齢になるにつれ、介護や高度な獣医療が必要になることがあります。最後まで世話ができますか?
  • あなたの病気やケガなどで、万一、飼えなくなったとき、代わりに飼ってくれる人はいますか?
高齢犬
(高齢犬)
ペット用避難用品の例
(災害時の備え)

どこから犬や猫を迎えますか?

 犬や猫の迎え方は、ペットショップやブリーダーから購入するだけではありません。市動物愛護指導センターのほか、多くのボランティアが、保護した犬や猫(保護犬、保護猫)の譲渡をしています。成犬や成猫は、性格や大きさがわかっており、子犬や子猫ほど活発ではないため、自分のライフスタイルにあった動物を迎えやすいです。保護犬や保護猫の新しい飼い主になることも、ぜひ検討してください。
 動物愛護指導センターでは、犬・猫の習性生理を正しく理解した上で、適正に犬・猫を終生飼養していただける方にお譲りしています。詳しくは、「譲渡可能な犬・猫(新しいウィンドウが開きます)」をご覧ください。

子猫
(子猫)
譲渡見学
(譲渡前のマッチング)

最後まで世話ができますか?

 犬や猫は20年以上生きることもあります。明らかに飼えない状況になることがわかっているのに、飼い始めてしまうのは無責任といえます。また、やむを得ない転居や、あなたが突然入院してしまったり、最悪の場合亡くなってしまうなど、不幸なアクシデントもあるかもしれません。代わりに最後まで飼ってくれる人を見つけておくなど、万一のとき、あなただけを頼りとして生きている命をいかに守っていくかも考えておくことが必要です。

~まちをきれいに~

犬は散歩のとき

  • トイレを自宅ですませてから散歩に出かけましょう。(しつけを行うことで、自宅でトイレができるようになります。しつけの方法は、動物愛護指導センターへお問い合わせ下さい。)
  • 必ずリードにつなぐ。
  • 道路を歩くときはリードを短く保つ。また、伸縮リード(フレキシブルリード)を長くしての散歩は、犬が轢かれたり他人に怪我をさせてしまうなどの事故の恐れがあるため、短くロックし、周囲に十分注意を払って使用する。
  • ふんの持ち帰り用具を持ち歩き、ふんをしてしまった場合は必ず持ち帰り、紙に包んで可燃ごみとして処理する。
  • おしっこは水で流す。さらに、マナーベルトを着用したり、ペットシーツに吸わせるなどの配慮をしましょう。

飼い猫は屋内飼養に努める

マナーを守って飼いましょう(船橋市動物愛護指導センター)

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〒273-0016千葉県船橋市潮見町32-2

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