今月の旬の素材(サツマイモ)

更新日:平成28(2016)年2月21日(日曜日)

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さつまいも

食材名

サツマイモ 「薩摩芋」
ヒルガオ科サツマイモ属

主産地

茨城県、千葉県、鹿児島県です。

旬の時期

品種によって異なりますが、本来の収穫時期は8月から12月です。

栄養価

食物繊維やカリウムが多く含まれているうえ、加熱調理にも強い性質を持つビタミンCが豊富です。また、カロリーはジャガイモより低く、米の約3分の1です。

ワンポイント豆知識

歴史

さつまいもの原産地は、メキシコを中心とする中央アメリカと言われており、古くから南アメリカで栽培されていました。日本には、1597年に中国から宮古島に入ったのが最初と言われています。その後、薩摩、長崎と順次、九州地方に広がっていき、江戸時代初~中期のたび重なる飢饉によって救荒作物として注目されていきました。1735年に幕府が蘭学者の青木昆陽に試験栽培を命じ、1737年に栽培に成功し、以後関東地方でも広く栽培されるようになりました。

味覚

代表的な品種について紹介します。

  • ベニアズマ
    東日本を代表的する品種です。茨城県や千葉県での生産が多く、甘みが強く、皮色は美しい濃紅色、肉色は濃黄色です。煮くずれしにくいことから煮炊き料理に適しています。
  • 紅赤     
    「金時」はこの品種の同種異名です。千葉県が主産地で、栗きんとんには欠かせない品種です。ベニアズマに比べて収量はやや劣りますが、形状が安定し貯蔵性に優れています。
  • 高系14号 
    「紅サツマ」、「鳴門金時」、「土佐紅」など多くの別称をもつ西日本を代表する品種です。皮色は赤紅、肉色は黄白色で甘みがあります。
  • 農林1号  
    皮色が赤褐色で丸みのあるのが特徴。肉色は淡黄色であり、焼き芋用として人気が高い。

保存方法

サツマイモは寒さに弱く、冷蔵庫に入れると黒ずんで痛んでしまいます。外で保存する場合も同様ですので冬季には外に置かないようにして下さい。また、水気がつくと腐りやすくなりますので注意が必要です。寒さと、乾燥から保護するためにも新聞紙に包んで、日の当たらない暗所で保存して下さい。

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