今月の旬の素材(サトイモ)

更新日:平成28(2016)年2月21日(日曜日)

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サトイモ

食材名

サトイモ 「里芋」
サトイモ科

主産地

千葉県、埼玉県、宮崎県、鹿児島県です。

旬の時期

品種によって多少の差がありますが、旬は8~10月です。

栄養価

主成分はデンプン質ですが、水分が多く、イモ類の中では、最も低カロリーです。 またビタミンB1、B2が豊富です。

ワンポイント豆知識

歴史

サトイモの原産地は、インド東部地方からマレー半島のあたりとされています。その中で気候に適したものが、中国を経て縄文時代に伝来したと言われています。稲作が行われる以前から日本で栽培されていた作物です。江戸時代に、さつまいもやじゃがいもが伝来するまで、芋類の主役でした。

味覚

代表的な品種について紹介します。

子芋専用品種(親芋は子・孫芋に養分を奪われるため、子・孫芋を食用とします。)

  • 石川早生 小型の球形で直径は3cm程度、粘質で皮離れがよく淡白な味わいが特徴です。 関東から関西にかけて栽培されています。
  • 土垂 ころんとした楕円形が特徴の肉質がねっとりしていて、柔らかいサトイモです。 関東地方で多く栽培されています。
     

親、子芋専用品種(子・孫芋の着生が小芋専用品種より少なく、両者とも食用できます。)

  • セレベス
    インドネシアのセレベス島から伝えられた、芽が赤のが特徴の煮物にむくサトイモです。寒さに弱いので、九州地方で栽培されています。
  • 八つ頭 親芋と小芋が分球せず、塊状になっています。ホックリとしていて、味もよく、里芋の中では高級品です。、お正月のお節料理に使うわれることも多いです。
     

親芋専用品種(子芋の着生が少なく、親芋が大きくなる品種です。)

  • 筍芋 名称の由来は地上に頭を出している形がたけのこによく似ているところから来ています。また京芋とも呼ばれています。長さ60cmほどになることもあります。また寒さに弱いため、九州で栽培されており、煮くずれをしにくいことから煮物に最適です。

選び方

  • 皮がしっとり湿っているものが新鮮です。
  • 土を洗っているものは風味が落ちやすいと言われています。

保存方法

  • 寒さと乾燥に弱いため、冷蔵庫に入れると傷みを早めます。新聞紙に包んで室温で保存して下さい。
  • 皮をむいてあるものは、できるだけ早めに使いきって下さい。

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