今月の旬の素材(リンゴ)

更新日:令和5(2023)年7月31日(月曜日)

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リンゴのアップ写真

食材名

リンゴ「林檎」
バラ科リンゴ属

主産地

青森県、長野県、岩手県、秋田県、などです。

旬の時期

品種によって若干、異なりますが10月~3月の時期です。

栄養価

リンゴに含まれているリンゴ酸等は、胃腸の働きを良くし、殺菌作用の効果があります。他にもカリウムなどが体内の塩分を排出する効果があり、毎日リンゴを食べると高血圧に効くと言われています。ベクチンは整腸作用や動脈硬化抑止など効果があります。

ワンポイント豆知識

歴史

リンゴの原産地は、中央アジアのカフカス地方、中国の中心とする東アジアと考えられており、ここから各地方に伝わったものと思われます。日本で本格的に栽培されるようになったのは明治時代に入ってからで、北海道、東北地方の稲作の冷害対策として急速に普及したそうです。現在、世界各国で栽培されており、中国、アメリカ、フランス、トルコなどで生産されています。

種類

  • ふじ
    「国光」と「デリシャス」の交配品種で、日本を代表する品種です。縞状に着色するのが特徴で果実の大きさは300g前後です。多汁で甘味が強く、蜜も入りやすい貯蔵性に優れたリンゴです
  • つがる
    9月中旬に収穫できる、早生の代表品種です。肉質はややかためで、果汁も多く,酸味が少なめです。
  • ジョナゴールド
    「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」を交雑して育成した品種で、アメリカが原産国です。果実は円形で黄色の地に鮮紅色に着色します。紅玉から受け継がれた酸味が特徴です。
  • 陸奥
    重さが400~600グラムの円形をした黄緑色のりんごです。10月中旬~下旬に収穫され、適度に酸味があり果汁も多いです。
  • 紅玉
    1826年にアメリカのニューヨーク州ウルスターのフィリップ・リック園で発見された、自然交雑実生の品種です。酸味が強いので、アップルパイなどの菓子料理に適しています。

リンゴ1

リンゴ2

見分け方のコツ

色が良くついているものほど甘みが強く、味が濃いそうです。また、種類によって異なりますが、りんごの上の方だけ赤く、下の部分が青いものはまだ若い証拠です。青くても透明感のあるものは美味しいそうです。 他にも全体的に形が良く、おしりの周りがへこみ、変形していないものも良いです。

保存方法

リンゴは、湿度を高くし、低温の状態におくと長く保存できます。ビニール袋などに入れて口を閉め、冷蔵庫に入れておくのがいいそうです。また、長期間保存する際にはビニール袋の中に新聞紙などを入れます。

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