今月の旬の素材(清見)

更新日:平成28(2016)年2月21日(日曜日)

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清見

食材名

清見「きよみ」

主産地

愛媛県、和歌山県、佐賀県、熊本県等が主産地です。

旬の時期

2月~3月にかけて収穫し、3月中旬~5月まで出荷しています。

特徴・歴史

清見は「宮内早生ウンシュウ」と「トロビタオレンジ」の交配種で、昭和24年に農水省果樹試験場興津支所で育成され、昭和54年に清見として命名、品種登録されました。清見の由来は育成地の近く、静岡県の清見潟から命名されたそうです。果実は扁球形で200g前後、果皮は黄橙色で果肉は柔らく果汁が多いです。温州ミカンの甘味とオレンジの香りをもっています。果実をつけて越冬するため、冬期が温暖気候な土地でなければ、品質のよい果実がとれないそうです。

栄養価

清見の色素の成分であるβ(ベータ)クリプトキサンチンには抗がん作用があるそうです。
また、肌の張りを保ち、しみや小ジワを防ぎ、ウィルスや細菌に対する抵抗力を高めるほか、カゼや感染症などを予防する、ビタミンCが豊富に含まれています。

清見を半分に切った状態

清見を箱詰め写真

ワンポイント豆知識

食べ方

皮はやや硬めで剥きにくいため、無理に剥くのではなく、ナイフなどで剥くとよいでしょう。

保存方法

室温であれば、直射日光の当たらない涼しいところで1週間程度、長く貯蔵するには冷蔵庫に入れた方よいそうです。

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