切り紙作家トーブン氏によるワークショップが行われました
令和5年10月1日(日曜日)、切り紙作家トーブン氏によるワークショップが中央公民館で行われました。
このワークショップは、船橋市の姉妹都市であるデンマーク・オーデンセ市職員で切り紙作家でもあるトーブン・ヤールストルム・クラウセン氏による市主催で初めてのオンラインイベントとなりました。
開場時間になると、次々とこの日を待ちわびていた小学生が心を躍らせながら座席に向かいます。
「トーブンさーん」と会場に響き渡る元気な声が8,700km離れたデンマークとオンラインで繋がります。
イベントが始まると、トーブンさんの魔法にかけられたような手とハサミの動きにスクリーンを通じて子どもも大人も真剣なまなざしで見つめます。
「さぁ、みんなもやってみて」。最初は、どのようにハサミを動かしてよいか分からなかった子どもたちも時間が経つにつれ、夢中になってどんどん上達していきます。
「すごいですねー!」「おへそを入れてあげるといいよ」トーブンさんから一人ひとりに温かいメッセージが届くと、自然と子どもたちも笑顔で応えます。
ハサミをとおして、小さな手から大きな夢が色紙いっぱいに広がったイベントもいよいよ終わりの時間を迎えます。
最後に子どもたちとスクリーン上のトーブンさんで記念撮影をした際には、保護者の方からの大きな拍手が会場を包みました。
あえて細かく切り紙の作り方を伝えないで、子どもたちの自由な発想を信じたい、それがトーブンさんのメッセージだったかもしれません。
トーブンさんが一生懸命勉強している日本語を使って行われた2時間のワークショップ。参加した子どもたちもきっと何かを感じたことでしょう。
「ちょっと難しかったな」「家でもやってみたい」アンケートに寄せられた感想です。
市では今後も姉妹都市との交流イベントを実施していきますので、ぜひご参加ください。
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