市長室へようこそ

あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、健やかな新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。旧年中もさまざまな分野で、地域づくり、まちづくりのためにご理解とご協力をいただきましたこと、厚くお礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、穏やかな年明けで始まった一方、米やエネルギーをはじめとする物価高騰が市民生活に大きな影響を与えた一年でありました。
市では、フードバンク・こども食堂などへの助成、経済的に支援が必要な子どもたちへの給付金など、物価高騰対策に取り組みました。また、県内で初めて、災害医療体制強化に向けた衛星通信機器の導入や、全ての小・中学校の体育館へのエアコン設置の完了、文化芸術鑑賞教室を開催する費用の公費負担など、幅広い分野で取り組みを進めました。
そうした中で、市の人口は65万人を超え、都市としての新たな成長段階に入りました。また、文化・スポーツでは、昨年も市内の小・中学校、市立船橋高校などで、すばらしい活躍があり、市民に大きな勇気と喜びを届けてくれました。
さらに、世界体操競技選手権大会では市立船橋高校を卒業した橋本大輝選手が史上2人目の3連覇を成し遂げ、「東京2025デフリンピック」では、三咲小・御滝中学校、市立船橋高校を卒業した岩渕亜依選手がデフサッカー女子日本代表として銀メダルを獲得するなど、国際舞台で躍動しました。
本年は、政令指定都市の千葉市を除くと県内で初めてとなる市独自の児童相談所が7月に開設となり、本市の福祉施策は大きな前進を遂げます。また、船橋市の新たな基盤となる海老川上流地区での「ふなばしメディカルタウン構想」を実現する中で、特に、命に関わる重篤なケースを担う市立医療センターの移転建て替えについては、建築費高騰の影響と今後の財政推計等を見極めながら、確実に対応してまいります。
社会の変化が大きい状況にありますが、本市の「都市力」と「市民力」を生かし、福祉、教育、都市基盤整備など、幅広く施策を進め、市民サービス向上と持続可能な行政運営に全力で取り組んでまいります。
皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
船橋市長 松戸 徹
| 令和7年度市政執行方針 令和7年第1回船橋市議会定例会初日(令和7年2月13日)において、松戸徹市長が述べた市政執行方針全文を掲載します。 |
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