市長室へようこそ
昭和12年(1937年)に人口4万3千人で誕生した船橋市は、全国的に人口減少が進んでいる中で、現在も緩やかに人口が増加しており、今では人口64万8千人を擁する、政令指定都市を除くと全国で一番人口規模の大きな市へと成長しています。
これは、多くの市民の皆様が長年にわたりまちづくりにご尽力いただき、それぞれの時代に生じた課題を克服しながらまちの魅力を高めていただいた成果であり、心から感謝申し上げます。
昨年は、元日から能登地方で大規模な地震が発生し、本市からも珠洲市を中心に被災地での支援を行いました。8月の宮崎県南部を震源とする地震では、初めて南海トラフ地震臨時情報が発表され、災害対応に向け、改めて市民の皆さんとの連携強化が求められることになりました。
そうした中、小中高校生が文化・スポーツで優秀な成績を収めたほか、パリオリンピックで船橋ゆかりの男子体操3選手の金メダル獲得や女子バレーボール2選手の活躍など、うれしいニュースが数多くありました。このほかにも、オーデンセ市との姉妹都市提携35周年、西安市との友好都市提携30周年を記念したさまざまな交流も行われました。
市政に目を向けますと、災害対応に向け、木造住宅の耐震診断・改修費用の助成上限額を大幅に引き上げました。首都圏で多発している強盗事件が市内で発生したことから、警察署と連携し、防犯力の強化を進める協議を行いました。市の清掃工場でのごみ焼却で発電した電力等を市役所本庁舎で活用することで「ゼロカーボン」を達成しておりますが、昨年は保健福祉センターをはじめとする8ヶ所の施設で使用電力のCO2排出を実質ゼロにすることができました。全市立中学校・市立船橋高校の体育館と武道室へのエアコン設置が完了し、令和7年度中には全市立小学校にも設置します。また、不登校児童生徒をサポートする校内教育支援センターの全市立小学校・中学校・特別支援学校での開設や、ヤングケアラーへの支援策拡充、エネルギーをはじめとする物価高騰が続いたことに対する支援など、課題解決と今後に向けた重要な事業を着実に進めました。
今年は、1月18日(土曜日)と19日(日曜日)に、プロバスケットボールのスター選手たちが集合する夢の祭典「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI」が「LaLa arena TOKYO-BAY」で開催されます。会場の外では、パブリックビューイングでの大会観戦、県内の特産品や船橋グルメの販売、親子で工作やスポーツ体験ができる「ふなばし FUN FAN FESTA」も同時開催します。
まちづくりにおいては、船橋市の新たな基盤となる、海老川上流地区でのふなばしメディカルタウン構想の実現に向け、特に命に係わる重篤なケースを受け持つ船橋市立医療センターの移転や、新駅設置については、建築費高騰の影響と今後の財政推計を確認しながら、しっかりと対応してまいります。また、市独自の児童相談所の令和8年度開設に向けた建設、本格的な工事に着手する二和東5丁目市有地の整備など、福祉、教育、環境など幅広く施策を進めてまいります。
船橋市が目指す「人もまちも輝く笑顔あふれる船橋」へと確実に前進するため、本年も全力を注いでまいりますので、皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
船橋市長 松戸 徹
令和6年度市政執行方針 令和6年第1回船橋市議会定例会初日(令和6年2月13日)において、松戸徹市長が述べた市政執行方針全文を掲載します。 |
市長プロフィール 市長の主な役職・経歴などのプロフィールを掲載しております。 |
交際費・食糧費 船橋市長の交際費及び食糧費に関してご案内しています。 |
定例記者会見資料 |
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