【子ども記者通信】地域の「ありがとう」をつなぐ場所~ファミマフードドライブ取材レポート~(高根東小学校 中村 妃那さん)
私は、食べきれない食べ物を集め、必要としている人へ届ける活動をしている「フードバンクふなばし」を取材しました。その時「食べ物を集める大切な窓口の1つが、私たちの身近にあるコンビニのファミリーマートなんです」と教えてもらい、とてもおどろきました。
お店では一体どんな想いで活動しているんだろう。フードバンクふなばしへ「優しさのバトン」をつなげている「ファミマフードドライブ」に取り組む、ファミリーマート船橋飯山満町二丁目店のオーナーさんにお話を聞いてきました。
質問(1). なぜ「ファミマフードドライブ」を始めようと思ったんですか。
船橋飯山満町二丁目店を、より地域のお客さまに喜んでもらえるお店にするために「ファミマフードドライブ」を始めてみませんか、とファミリーマート本部の担当者から提案を受け、「お店として、市内で支援が必要な人の力になりたい」と思ったのがきっかけで、2022年2月から開始しました。
質問(2). やっていて嬉しかったことは何ですか。
集まった食品を必要な人に届けてくれる「フードバンクふなばし」の人から「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時です。
質問(3). 反対に、困っていることや課題はありますか。
寄付できるのは「賞味期限が2カ月以上ある食品」というルールがあるのですが、時々期限が短いものが持ち込まれてしまうことです。このルールを、よりたくさんの人に正しく知ってもらう必要があることが悩みです。
質問(4). 私たち小学生にできることはありますか。
ファミリーマートを含め「フードドライブ」という活動があることを調べて、家族で共有してみてほしいです。もし、お家に食べきれない食品があったら、近くで活動している場所に寄付してみるのも、とても素晴らしいことだと思います。
質問(5). これからの夢を教えてください。
この運動がもっと地域の人に根付いて、お預かりした食品を、支援を必要としている人にもっと有効的に使っていただけるようになってほしいです。
オーナーさんのお話を聞いて、「ファミマフードドライブ」も、ただ食べ物を集めるだけではなく、食べ物を寄付する人の「誰かの役に立ちたい」という温かい気持ちも一緒に集めている場所なんだな、と強く感じました。「フードバンクふなばし」から始まった私の取材が、ファミリーマートのオーナーさんへとつながって、たくさんの人が協力して1つの大きな「ありがとう」の輪を作っていることが分かり、とても感動しました。私たちの街にあるこの優しさの輪が、これからももっともっと大きく広がっていってほしいです。
この記事を読んでくれた皆さんにも、「フードドライブ」「フードバンク」の取り組みに興味を持ってくれるとうれしいです。
(令和7年8月6日投稿)
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