【子ども記者通信】ジモティースポット船橋は「ありがとう」のバトンをつなぐ場所(高根東小学校 中村 妃那さん)

更新日:令和7(2025)年5月30日(金曜日)

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私

 船橋市とジモティーが「物を大切に、ごみを減らしたい」という思いで一緒に始めた『ジモティースポット船橋』に取材に行ってきました。ここは「いらなくなった物に新しい持ち主を見つけてあげる」とても温かい場所でした。
 お店には、服や本、家具など、いろいろな物が並んでいました。リユースのお店では、あまり売れないような物は引き取ってもらえないことが多いのですが、ジモティースポット船橋では、船橋に住んでいる人なら、まだ使える物は何点でも持ち込むことができ、引き取ってもらえます!
 受付は、お店のスタッフに物を渡して、専用パネルで入力するだけです。入力することは、どんな物を持って来たか、船橋のどの辺りに住んでいるかです。これは、どんな人が、どれくらいの物を持って来てくれたのかを知るために行っていて、船橋市と情報を共有して、ごみを減らす活動に役立てていくそうです。
 オープンしてから、1週間で持ち込まれたのは合計で3,526品。そして、1,172品が購入されました。お店の方が大切にしていることは「持ってきてくれた人の『ごみにしたくないな』という気持ちを受け取って、次に大切に使ってくれる人に、物をしっかり渡すこと」です。物のやり取りが気持ちよく、安全に行われるよう工夫していると教えてくれました。
 また、この場所を「ごみとして、捨てるのと同じくらい簡単にしていきたい」という目標を持っていると話してくれました。物を大切にする思いと、みんなが使いやすいようにする工夫が合わさっていることがわかりました。
 私は、ジモティースポット船橋は、たくさんの「ありがとう」が生まれる場所だと感じました。物を預ける人は、今まで使ってきた物に「ありがとう」という気持ちになると思います。そして、リユース品を買った人は、ごみにしないで預けてくれた前の人に「ありがとう」と思うはずです。感情はないかもしれませんが、私は「物」自身も、自分を生かしてくれた人たちに「ありがとう」と思っているのではないか、と感じました。
 お店の方は「気軽に来ていただきたい。リユース品を買うことは、船橋のごみを減らすことにつながるため、気持ち良く買い物ができます」と話していました。この言葉を聞いて、私も「ジモティースポットで、地球にも優しい『エコな買い物』をもっと楽しんでみたい!」という気持ちになりました。この場所は、私に「地球にも優しいことをしてみたい」と思うきっかけをくれた場所です。
(令和7年5月14日投稿)

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