【子ども記者通信】日本が平和な理由とは(薬円台南小学校 清水 遙人さん)

更新日:令和6(2024)年2月3日(土曜日)

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薬円台南小学校 清水遙人
 

 僕が通っている薬円台南小学校の近くには、陸上自衛隊の習志野駐屯地があります。昨年は、小学校のプール清掃等、手伝って頂き大変お世話になりました。そのようなこともあり、駐屯地の皆さんがどのような活動をされているのかを知りたいと思い、1月7日に習志野演習場で開催された「降下訓練始め」を見学しました。
 「降下訓練始め」では、一年の降下安全祈願に加え、8カ国(アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、オランダ、インドネシア、カンボジア)の同盟国や同志国の他国軍空挺部隊が行事等に参加しました。この訓練展示は、日本の離島が敵に奪われ、島を取り返すことを想定して行われ、他国軍も増援にかけつけるという内容でした。今回、子ども記者として近くで見学することが出来たため、飛行機やヘリコプターなどを間近で見ることができ、とても貴重な体験でした。
 空からのパラシュート訓練展示は大きく分けて、2種類ありました。1つ目は、自由降下です。この降下方法は、高いところから狙いを定めることができます。今回は、上空約1200メートルから降下していました。東京スカイツリーの2倍近くの高さから、よく冷静に安定して降下できるなと思いました。2つ目は、空挺降下です。これは、上空340メートルから素早く降下する方法で第1空挺団の隊員の皆さんが降下していました。時々、学校から見える赤い鉄塔から、降下する隊員の皆さんを見ることができますが、普段から厳しい訓練をやっているからこそ、どんな場面でも対応できることを感じました。
 そして、地上からの訓練展示では、戦車を見ることができました。写真でしか見たことがなかったので、実際に見てみると、想像した以上に迫力がありました。その他にも、それぞれの空挺部隊を見る機会にもなりました。これらの訓練展示は、災害の時などの大変な時でも防衛力は保持しているという抑止力が大きな目的だそうです。また、降下訓練展示の2日前には他国軍との「国際空挺指揮官会議」が開催され、「インド太平洋地域の平和と安定のため空挺部隊が果たすべき役割」について意見交換をしたそうです。
 今回の訓練展示を見学して、僕達が平和に暮らせているのは自衛隊の皆さんのおかげだと改めて感じました。これからも、日本を守ってくれている自衛隊の皆さんに感謝して生活したいと思います。今回は貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。

(令和6年1月14日投稿)

写真1
(ヘリコプターからの上陸訓練展示)

写真2
(戦車による地上からの前進)

写真3
(今回話を聞かせてくれた広報の皆さん)

写真5
(自由降下する第1空挺団の皆さん)

写真6
(アメリカ軍機からの空挺降下)

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