【子ども記者通信】8年ぶり!「第11回子ども市議会」!(飯山満小学校 梶田 志歩さん)

令和6(2024)年11月9日、「第11回子ども市議会」が開かれました。
「子ども市議会」は子どもたちに市政の仕組みを理解してもらい、また子どもならではの意見を取り入れようと昭和54(1979)年に始まりました。原則4年に一度開かれるものですが、令和2(2020)年の第11回はコロナの影響で中止となってしまったため、8年ぶりの開催となります。
私は、事前に行われた事前説明会で話し合われたところを質問する役でした。私たちのグループでは「たばこのポイ捨てなどのマナーに関すること」や「危険な通学路」についての意見が出ました。すごく緊張して、うまく話せないのではないかと心配でしたが、子どもの視点で大人たちが気づいていないところや見過ごしているところにも着目し、船橋市がより良いまちになるよう頑張ろう、との思いで臨みました。本番は意外と落ち着いていて、自分たちが話し合って出た意見や質問をしっかり伝えることができました。
まずはマナーに関することについて、返答は環境部長からでした。「たばこのポイ捨てなどのマナー違反に対して、何か厳しく罰則を設けたり、喫煙所を整備したり、路上でのマナー向上のための取り組みはできないか」と尋ねたところ「船橋市では平成16年度に『船橋市路上喫煙及びポイ捨て防止条例』での喫煙やタバコはもちろんその他のゴミのポイ捨てを禁止したほか、駅周辺など3カ所の重点区域では喫煙をすると過料2000円が科せられるようにしている」とのことでした。喫煙が禁止されている箇所では、専門の巡視員が平日の日中を中心に、朝夕の時間帯及び土曜日・日曜日も含めてパトロールを実施し、違反者を確認した際、重点区域においては直ちに過料2000円を科すなど、取り締まりをしているそうです。違反者が最も多かった船橋駅北口に喫煙所を整備したこともあり、タバコのポイ捨てや路上喫煙は減ってきているといいます。マナー向上の点については「クリーン船橋530(ごみゼロ)の日」や「船橋をきれいにする日」など清掃活動を催し、それにたくさんの市民の方々が参加していることで、ポイ捨て防止につながっているということです。
次に通学路について、返答は学校教育部長からでした。「人口が増えている一方、歩道や道が狭いことで通行ができないことがある。安心安全に通学する道をつくってほしい」と聞いたところ「船橋市では『通学路交通安全プログラム』という、警察や地域の方々、学校の先生、道路を管理する人や教育委員会の職員の方が、安心安全な通学路を作るため、実際の現場に行って点検をしたり、話し合いを重ねたりし、様々な意見の中から対策している」とのことでした。私達から出た意見は船橋市でもすでに対策しているものでしたが、私達小学生も注目していることを伝えられたと思います。
今回の市議会については市のホームページにも詳細がありますので、ぜひ見てみてください。この経験を活かして地元、船橋がより良いまちになるよう、自分なりの努力をしていきたいです。
(令和6年12月5日投稿)
(市議会の様子) (質問時の様子)
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