橋本大輝選手が愛する母校、市船へ

更新日:令和5(2023)年2月24日(金曜日)

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橋本大輝選手が愛する母校、市船へ

ホームルーム集合

市船の先輩、橋本選手

順天堂大学3年生の橋本選手が、保健体育教員免許取得を目指し、母校である市立船橋高校で3週間の教育実習を終えました。

東京2020オリンピックの金メダリストである橋本選手は、生徒たちにとって、市船を代表する偉大な先輩の一人です。

実習の期間中、橋本選手は保健体育の授業を担当し、ホームルームでは、2年生のクラスを担当。
放課後には部活動にも参加して、生徒と一緒に練習したりアドバイスを行うなど、交流を深めてきました。

部活部活(2)

今回は、実習最終日の授業の様子やインタビュー内容を公開。
生徒との思い出や先生としての想いを語ってくれました。

選手ではなく"先生"として

最初は、”先生”と呼ばれることに慣れていないため、 違和感があったという橋本選手。
生徒にも「橋本選手」と呼ばれ「先生だぞ」と突っ込むこともあったそう。

慣れてきてからは、積極的に生徒とコミュニケーションをとり、関係を深めたといいます。
「高校生と関わることで自分の高校3年間が蘇った」と思い出を振り返りました。
ホームルーム

教えることの難しさ

初めて教師側になって、人に教える、人を動かすという大変さを実感したという橋本選手。
「伝え方や聞かせ方を工夫すれば、生徒一人一人が更に成長できる。勉強を教える面でも部活を教える面でも勉強になった」と話します。
授業風景(5)

実習最終日

実習最終日には、保健体育の授業で『感染症の予防』をテーマに、自分たちができる様々な感染対策について、感染症予防の3原則や、マスク着用に関しての意見発表などが行われました。

授業冒頭、生徒から「緊張していますか」と聞かれると、「緊張するよ、手も震えてる」と答え、演技する緊張感とは違った緊張感があったので新鮮だったといいます。

授業風景(2)

隣同士で話し合う場面では、その際のルールとして「自分の意見を相手に押し付けない、相手の意見を否定しないことを必ず守ってください」と橋本選手の言葉を生徒たちは熱心に聞き入りました。

校長先生や体育科の先生に見守られる中、3週間にわたる母校市船での最後の授業を終えました。

授業風景(4)

最後のホームルーム

最後のホームルームでは、これから最上級生となる生徒たちに向けて「いい先輩のところには、いい後輩がついてきます。いいチームには、いい結果が表れます。そのことを忘れずに、3年生の最後、悔いなく終われるよう一人一人が自覚を持って頑張ってください」と世界チャンピオンらしいアドバイスを生徒たちに贈りました。
ホームルーム集合(2)

生徒たちからは感謝の言葉とともに、花束や色紙のプレゼントが送られました💐

橋本大輝先生、3週間本当にお疲れさまでした!!


▼ホームルームでのコメント全文

3週間、短い間でしたがありがとうございました。

みなさん一人一人のお顔を覚えるのはすごく大変でしたが、たくさん話すことができて嬉しかったです。

みなさんは4月から3年生になると思います。僕も(大学)4年生となって、最上級生となった自覚をもって頑張りたいと思っていますので、一つだけアドバイスをしたいと思います。
いい先輩のところには、いい後輩がついてきます。いいチームには、いい結果が表れます。そういうことを忘れずに、取り組むようにしてください。
3年生になって、悔いなく終わりたいと思うので、一人一人が自覚をもって頑張るようにしてください。

本当に、短い間でしたがありがとうございました。
ぎこちない先生でしたが、本当にいい経験をさせてもらいました。僕も目標をもって頑張るので、皆さんも頑張っていきましょう。

本当にありがとうございました。

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