『20歳のソウル』キャスト

更新日:令和3(2021)年12月28日(火曜日)

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キャスト

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[写真]左:神尾楓珠さん 右:佐藤浩市さん

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[写真]尾野真千子さん

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[写真]左:福本莉子さん 右:神尾楓珠さん

主演:神尾楓珠(浅野大義 役)

主人公・浅野大義さんを演じるのは、2021年ネクストブレイク俳優と呼び声が高い神尾楓珠さん。本作で初めて、大義さんが吹奏楽部で担当していたトロンボーン、そしてピアノ演奏に挑戦します。
また実際に、市船吹奏楽部の演奏も見学し、スクリーンで大義さんの人生を生きる上での役作りに反映させました。

<コメント>
最初、実話ということを知らずに脚本を読ませていただいたのですが、 映画みたいな、すごい青春だなと感じました。
本作で、浅野大義さんを演じる上で、いろいろな方たちからお話を伺い、 彼は周りからの人望が厚く、とても愛されていたんだなと感じ、映画ではその魅力や、そして彼が残してくれた生き様が、きちんと伝わる様に演じられたらいいなと思います。

佐藤浩市(高橋健一 役)

大義さんの恩師・高橋健一先生を演じるのは、昨年俳優生活40周年を迎え、これまで100本以上の映画に出演してきた、日本を代表する名俳優・佐藤浩市さん。
初の吹奏楽部顧問を演じる上で、実際に高橋先生から指揮法を学び、また神尾さんと同様、市船吹奏楽部の演奏と合唱を見学。彼らの音楽を聴いて、大好きな音楽と共に生き切った大義さんの人生を先生の目線で伝えていきます。

<コメント>
市船・吹奏楽部の生徒たちが演奏しているのを見させていただき、 昨今、このコロナで演奏できる場、表現できる場が失われた生徒たちが、 “何か”を伝えようと、とても生き生きと演奏していました。その姿を見て、この映画で、そして浅野大義さんの人生を通して、 自分自身もこの子たちのその“何か”を伝えたいと思います。

尾野真千子(浅野桂子 役)

主人公の母親(浅野桂子さん)を演じるのは、1997年のデビュー以来、数多くの映画やテレビドラマに出演してきた尾野真千子さん。本作では、主人公の青春と闘病を支え、最期まで明るく勇気づける母親を演じています。

<コメント>
特別な母親役でした。
やはり実在する母というのはとてもやりにくいものです。ですが、とてもやりがいを感じました。本当の話に失礼のないように、当時を思い出して辛くさせるだろうとわかっていましたが家族の方に当時の事を質問し、撮影に挑みました。おかげさまで息子を全力で愛し、物語に向き合う事ができたように思います。

佐野晶哉(佐伯斗真 役)

主人公と同じ吹奏楽部で、音楽と共に青春を過ごした親友・佐伯斗真を演じるのは、本作が映画初出演となる佐野晶哉さん。
佐野さんは、関西ジャニーズJr.内でドラマ、舞台、ラジオと活躍の場を広げているユニット「Aぇ!group」メンバーの一人です。
病に冒された主人公を傍らで励まし、その最期まで共に青春を過ごします。

<コメント>
はじめての映画出演がこの作品であったことにとても意味を感じています。
監督は、僕も大義くんと同じようにずっと音楽のそばで生きてきたことに触れ「存在するだけでいい」と言っていただき緊張を解いてくださいました。
撮影前から市船高校のジャージを着てピアノやドラムを練習していたので、先生や部員のみんなの中での撮影は二回目の高校生活のようでした。
ひとりでも多くの方に大義くんの作った曲と生き様が届き、 僕が勇気をもらったように誰かの勇気になったら嬉しいです。

福本莉子(宮田夏月 役)

音楽大学に進学した大義と交際をしていた宮田夏月を演じるのは、福本莉子さん。病と闘う大義を励まし、最後まで傍にいて支えました。

福本さんは、第8回「東宝シンデレラ」グランプリを受賞。その後、昨年公開された映画『思い、思われ、ふり、ふられ』での演技が話題となり、ドラマ『消えた初恋』(テレビ朝日)にも出演し、今最も注目されている若手女優の一人です。

<コメント>
初めて脚本を読んだ時、大義くんと同じ20歳の自分自身を重ねて涙が止まりませんでした。
そして大義くんの言葉や懸命に生きる姿に沢山の勇気を貰いました。
今も実在している方を演じるのは初めてのことで不安もありましたが、監督指導のもと現場に来てくださったご本人の雰囲気や自分が実際にその場で感じたことを大切に演じさせて頂きました。
大義くんが繋いでくれたご縁がこの映画を通してより沢山の人に広がることは、また1つ大義くんが起こした奇跡のように思います。