小惑星Funabashi
宇宙に輝く!小惑星Funabashi
2018年7月11日、国際天文学連合(本部:パリ)が、小惑星25892番に「Funabashi」と命名したことを発表しました。
小惑星って?
では、小惑星とはどのようなものなのでしょうか。2018年、小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星Ryugu(リュウグウ)に到着したことでも話題になりましたね。小惑星も太陽のまわりをまわっていて、主に、火星と木星の間にたくさん集まっています。その数はなんと78万個以上あるといわれ、その中の一つが、小惑星Funabashiなのです。小惑星は、太陽系と生命の誕生の謎をひも解くカギを握っており、注目を集めています。
小惑星Funabashiって?
★命名年月日・・・2018年 7月11日 国際天文学連合(本部:パリ)が正式に命名
★発見年月日・・・2000年11月22日 美星スペースガードセンター(岡山県)で発見・観測
★位置・・・火星と木星の間
★地球からの距離・・・約1億3800万km
★大きさ・・・直径2.4~5.4km(推定)
★公転周期・・・約2年8ヶ月
★明るさ・・・17等級 ※データはすべて命名時
どうして命名されたの?
今回、命名された理由は2つあります。
1つめは、船橋市総合教育センターで、まだ発見されていない小惑星を見つけるイベント「スペースガード探偵団」を開催したからです(主催:日本スペースガード協会・船橋市総合教育センター プラネタリウム館)。船橋市内の小中学生約30名が参加しました。
2つめは、船橋市が天文教育に積極的に取り組んでいることが評価されたからです。船橋市総合教育センターにおける天文教育をいくつか紹介します。
★プラネタリウム一般投映
毎週土・日曜に、幼児向けと一般向けの投映をしています。今夜見られる星空の解説は、生解説です。
★プラネタリウム学習投映
平日に、幼稚園・保育園・小学校・特別支援学校などを対象に投映しています。
★星を見る会
船橋市民を対象に、望遠鏡を使って惑星や月を観察するイベントを開催しています。
天文ボランティアの方々の協力のもと年10回開催。
★出張星空教室
希望のあった小学校を対象に、望遠鏡を使って惑星や月を観察するイベントを開催しています。
今夜どこにあるの?
時期によって位置は変わりますが、火星と木星の間にあります。肉眼や一般的な望遠鏡では見ることはできません。形や色、地表の様子もまだわかっていません。そのくらい遠くにあって、まだまだ謎の多い小惑星なのです。夜空を見上げた時、小惑星Funabashiのことを考えながら、壮大で未知なる宇宙を感じてみるのもおもしろいですね。
プラネタリウム館では、毎週土・日曜日(月曜・祝日は休館、夏休みや学年末春休みは平日も開館)に、「今夜の星空生解説」の中で、小惑星Funabashiの現在の位置や明るさなどについて紹介しています。市内中学生以下は無料です。どうぞお越しください。 →船橋市プラネタリウム館のホームページへ
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