令和7年度 戦後80年広島・沖縄平和派遣事業参加者募集

更新日:令和7(2025)年4月1日(火曜日)

ページID:P090667

広島と沖縄への平和派遣に参加する市民を募集します~平和の大切さを肌で感じる~

船橋市では、昭和61年12月19日に「平和都市宣言」を行いました。
それを受けて平成5年度から、被爆都市となった広島市、長崎市の平和式典へ毎年交互に次世代を担う学生を派遣し、平和式典への参加や被爆関連施設の見学等を通して、平和の尊さと戦争の悲惨さを後世に伝え、恒久平和への理解を深め、認識を高めてもらうことを目的として「平和式典派遣事業」を実施しています。

今年は、戦後80年の節目であることから、被爆地の広島と地上戦が行われた沖縄の2か所へ5名ずつ、計10名を派遣することとし、この度、参加する方を募集します。

応募資格

市内に居住している方で、以下の要件を満たす方

  • 市内在住の中学生以上の生徒及び学生(専修学校の一般過程は除く)で平成13年4月2日から平成25年4月1日までに生まれた方
  • 派遣は「広島」か「沖縄」のどちらかとなりますが、「広島」「沖縄」のどちらの行程にも参加できる方
  • 本派遣事業の計画に従って規律ある行動のできる方
  • 派遣先での活動に支障がない健康な方
  • 本事業の目的を理解し、市が行う広報活動に同意ができる方
  • 令和7年4月1日現在で18歳未満の場合は、保護義務者の同意が得られる方
  • 事前説明会に参加できる方(令和7年7月中旬~下旬実施予定)
  • 市長報告会に参加できる方(令和7年8月下旬実施予定)
  • 平和の集いに参加できる方(令和7年10月5日実施予定)

派遣期間

《広島》令和7年8月5日(火曜日)から令和7年8月7日(木曜日)2泊3日

《沖縄》令和7年7月28日(月曜日)から令和7年7月30日(水曜日)2泊3日

派遣先

●広島
【参考:スケジュール予定】※行先は変更の可能性があります。
(1日目)
JR船橋駅集合 ― 東京駅(新幹線)ー 広島駅 ー 平和記念公園周辺(現地ボランティアガイドの案内で現場学習)
(2日目)
平和式典(平和記念公園)参列 ー ひろしま子ども平和の集い ー 広島平和記念資料館・原爆死没者追悼平和祈念館(被爆体験講和など)ー 袋町小学校 ー 灯ろう流し
(3日目)
本川小学校 ー 広島城 ー 広島駅(新幹線)ー 東京駅 ー JR船橋駅解散

●沖縄
【参考:スケジュール予定】※行先は変更の可能性があります。
(1日目)
JR船橋駅集合 ― 羽田空港(飛行機)― 那覇空港 ― 旧海軍司令部壕 ― 糸数アブチラガマ
(2日目)
対馬丸記念館(語り部による講和) ― ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館 ―沖縄県平和祈念資料館・沖縄平和祈念堂
(3日目)
国際通り ー 那覇空港(飛行機)ー 羽田空港 ーJR船橋駅解散

募集人員

10人(広島 5人、沖縄 5人)

※参加者は選考により決定し、6月上旬までに本人に通知します。

参加費

無料

※宿泊費、交通費、食費、施設観覧料は市で負担いたします。
 個人で購入する飲み物代やお土産費用などは含まれませんので御注意ください。

 

応募方法

「参加申込書」に「参加を申し込まれた動機についての作文」を添えて、郵送、FAXまたは持参にて船橋市役所総務部総務法制課(市役所8階)に提出
※本事業では旅行会社(委託会社)が航空券や宿泊等の手配および添乗を行うため、参加者の個人情報を利用します。本事業の目的以外には利用しませんが、予めご承知のうえ、お申し込みください。
なお、旅行会社とは、適正かつ厳格な個人情報の管理を行う旨の契約を行います。

令和7年度戦後80年広島・沖縄平和派遣参加者募集案内(PDF形式 790キロバイト)
平和派遣参加申込書(PDF形式 381キロバイト)
平和派遣作文用紙(PDF形式 147キロバイト)

申込期限

令和7年5月2日金曜日※消印有効

その他

参加者は、班長や写真撮影担当などの役割を分担していただきます。
また、派遣終了後には以下の報告をしていただきます。
●感想文(800~1200字程度)を市へ提出
●令和7年8月下旬実施予定の報告会にて市長へ派遣報告
●令和7年10月5日実施予定の平和の集いにて市民の皆様へ派遣報告
なお、報告発表の様子は市のホームページ等で公開することを予定しております。

参加者は、家庭や地域、学校等において、機会をとらえ本事業に参加して感じたこと(平和の尊さと戦争の悲惨さ等)を伝えていくよう努めていただきます。

※台風などによる交通機関等への影響が見込まれるときは、中止となる場合があります。

過去の参加者の声~平和式典派遣者報告書から抜粋~

  • 私たちはきっと対話できるはずだと、資料館で目にした外国の方々の悲痛な表情が私にそう確信させました。                                                                                                                                                                                                                                                                                       (高校生・男性)
  • 被爆された方の痛みや苦しみは、私たちが簡単に想像できるものではありません。しかし、今回の派遣事業に参加することで、戦争の恐ろしさ、平和の大切さ、それを伝え続けることの重要性を強く学びました。  (中学生・女性)
  • 死傷者約15万人の中で、原爆の犠牲になるために生まれた人なんて一人もいないのに。これからやりたいことや楽しみたいことがたくさんあったであろう真っ黒な少年を前にして、私は戦争の残酷さを痛感しました。 (高校生 ・ 女性)
  • 戦争については、ずっと「歴史上のできごと」と捉えている自分がいました。しかし、実際に長崎に行って、被爆者の方からお話を聞いて、戦争を過去の出来事の一つにせず、戦争のない世の中を作っていくため、できることから取り組んでいこうと思います。                                    (中学生・男性)
  • 戦争は国や敵というマクロな視点で見てしまいますが、実際は国でもなく、敵でもなく自分と同じ人間がそこに存在し、その人たち一人一人に複雑な背景が存在していることを理解しなくてはいけないと思いました。 (大学生・男性)

令和5年度広島市平和式典派遣者報告書(PDF形式 2,876キロバイト)
令和6年度長崎市平和式典派遣者報告書(PDF形式 2,890キロバイト)

ファイルダウンロード

このページについてのご意見・お問い合わせ

総務法制課 総務係

〒273-8501千葉県船橋市湊町2-10-25

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日