【子ども記者通信】自然豊かな木戸川の秋から冬(大穴小学校 佐藤 拓歩さん)

更新日:令和5(2023)年3月3日(金曜日)

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大穴小学校 佐藤 拓歩

 僕が2年生の時に初めて行った木戸川は、とても自然豊かで、四季の移り変わりがよくわかります。夏が終わって、つばめなどの夏鳥もいなくなると、だんだんと川を覆っていた夏草も数を減らしていき、秋にはのぞきこめるようになり、枯草の数と緑の数が同じような感じになり、冬には、枯草や、小さい植物だけになります。また、カモなどの冬鳥もやってきて、木戸川は、冬の木戸川となります。
 2月になると、だんだん春の気配がしてきました。オオイヌノフグリやタンポポがあちらこちらで見られ、そこにはアブが止まっていました。また、川岸に少し緑が生えたり、沿道のさくらにつぼみができていたり、かまきりの卵が枯草についていたりと、春の準備をしているようにも見えました。
取材した日の前日は立春でしたが、歩いていると、高い枯草や、ツグミやオカヨシガモという冬鳥も見られ、まだまだ冬だなとも感じました。川の水を触ってみても、水道の蛇口を一番限界まで「冷」にしたようで、とても冷たかったです。この日は少し暖かく、ベンチに座っている人や、ランニング、ウォーキングしている人もいて、地域の人のいこいの場としても、木戸川はあるのだなとも感じました。
 草もなく、川が見える木戸川は、ポイ捨てされているゴミも目立っていました。ペットボトルやレジ袋といったプラスチックのものがとても目立っていて、一人一人がポイ捨てはよくないという意識をもってほしいとも思いました。しかし、その分穏やかな川が流れており、その中には錦鯉や小魚が泳いでいて、夏だと見えないこともたくさん見られました。
 木戸川は、今、夏草がなくて、川をのぞき込めます。するとまた新しい発見があるかもしれません。木戸川はこれから春を迎えます。すると、菜の花が咲き誇り、とてもきれいな木戸川になります。皆さんも、木戸川を散策して、たくさんの出会いを感じてみてください!

(令和5年2月22日投稿)
木戸川
     (おだやかな時間が木戸川には流れていました)

木戸川への投棄物
     (こうしたペットボトルなどがとても目立っていました)

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