【子ども記者通信】新型コロナウイルスで変わった学校生活(大穴小学校 佐藤 拓歩さん)

更新日:令和5(2023)年3月3日(金曜日)

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大穴小学校 佐藤 拓歩

 僕が3年生の終わりの頃に新型コロナウイルスで休校になった後、学校生活が以前とかなり変わりました。例えば、給食中、以前は班の友達と向き合い、話しながら給食を食べられたのですが、今は無言で、机にパーティションをつけ、向き合わずに食べています。換気や手洗いは以前よりも徹底して行っています。いまやマスク着用は当たり前となりました。学校生活での変化を探るため、新型コロナウイルスが流行る前から大穴小学校をよく知る教務主任の伊藤先生にお話を伺いました。新型コロナ以前と新型コロナが流行してからで、特に変わったことは2つあったそうです。
 1つ目は、運動会や音楽会などの行事の計画の時、通常通り開催する計画と、感染拡大防止のためにオンライン等を使った行事の計画、2つ計画をたてなければならないことです。行事をどちらで行うかは、新型コロナウイルスの流行具合や学校内ではどのような状況なのかを考えて決めるのですが、必ずどちらかは使わないので、大変だったとお話してくれました。
 2つ目は、タブレットを児童一人に1台配る計画が新型コロナウイルスにより、2年前倒しになったことで、2年間かけてオンラインの使い方などなれていくつもりが、いきなりやることになったことが、新型コロナウイルスで変わったこととおっしゃっていました。僕は、タブレットに関して、毎日のように授業で使っているので、給食の食べ方など、感染拡大防止に直接関係することだけが生活で変わったのではなく、新型コロナウイルスにより、そういった、直接関係しないところでも、授業の形を変えたり、学校生活を変えたりしているのだなと思いました。
 僕は、いち早く新型コロナウイルスが終わって、友達と以前通りに生活できたらいいなと思いますが、新型コロナウイルスによりマスク着用が当たり前となり、「マスクを外すのは私的な場だけ」という雰囲気がついているようにも感じます。新型コロナウイルスにより変わったのは、良いこともあります。手洗いは、新型コロナウイルス以前よりも、かなり定着していると感じます。
 新型コロナウイルスでとても変わった学校生活。良いところは継続して、以前のように学校生活がおくれるように新型コロナウイルスが収まってほしいと思います。そのためにも、感染対策をしっかりとしなければならないので、ひとりひとりが気をつけて生活してほしいと思います。

(令和5年2月22日投稿)

給食時の風景
  (給食中は向き合わずにパーティションをつけて食べています)

教務主任 伊藤先生
          (伊藤先生にお話を伺いました )

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