下水道管路施設に対する路面下空洞調査及び緊急調査について

更新日:令和7(2025)年9月17日(水曜日)

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 令和7年1月28日に埼玉県八潮市において下水道管の破損に起因すると考えられる道路陥没事故が発生したことを受け、令和7年3月18日に国から全国特別重点調査を行うよう事務連絡がありました。これに先立ち、本市においては令和7年2月8日から下記のとおり緊急点検を実施しています。

 調査結果については、当該ホームページにて随時公表してまいります。

路面下空洞調査

(φ1500mm相当以上の下水道管等が埋設されている道路 約75km)
 地中レーダーを搭載した探査車により、路面下の空洞調査を実施しました。

調査結果

路面下空洞調査の結果、17箇所で空洞がある可能性が高いことが確認されました。
<17箇所の対応状況について> 
・下水道施設内の確認調査を行い異状なし :16箇所
・下水道本管には異状がないものの、宅地内排水からの接続部(取付管)に破損があり、取付管の緊急修繕及び空洞の埋戻しを実施済み :1箇所

下水道施設に異状のなかった箇所については、道路管理者(県葛南土木事務所・市道路部)に引き継ぎ、経過観察等の対応を行っております。
<参考>

下水道管等の緊急調査

(φ2000mm相当以上の下水道管等 約40km)

 <調査の進捗状況:9月17日現在>   
・現在、約39kmの下水道管等の調査が完了し、陥没事故につながるような大きな異状はありませんでした。
・調査未完了の約1km区間については、国土交通省が9月17日に公表した全国特別重点調査の優先実施対象区間でもあります。
・この区間は、高瀬下水処理場につながる最下流に位置し、背割り構造という特殊断面を有しており、管路内の流量が多く流速も速いうえ、延長も約1kmと長いことから調査員や自走式カメラによる調査が困難な状況です。そのため、この約1km区間の調査については、浮遊式カメラ(船型)による調査に変更し、高瀬下水処理場での調査機器の回収方法について、確認等を行っているところです。
・調査未完了の約1km区間における調査実施には時間を要するため、 9月上旬に浮遊式カメラにロープを結び、未調査区間の一部である上流マンホールから50mの区間について管路内の調査を実施し、陥没事故につながるような異状がないことを確認しました。
 <今後について>  
・引き続き、高瀬下水処理場での調査機器の回収方法の検討を行い、浮遊式カメラによる未調査区間の調査が完了次第、ホームページで結果をご報告いたします。

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