保育園について
・このご意見は令和7年4月にいただいていたものです。
・お問い合わせ内容を要約している場合があります。
内容
大型マンションを無責任にボンボン建て、子供の受け皿がないとか話にならない。建てる前から分かっているのではないか?市をもってこの問題をどうにかすべき。
回答
本市では就学前児童数は近年減少傾向にあるものの、保育所等の利用希望割合は増加しており、待機児童問題は依然として重要な課題であると認識しております。
そのため、本市では保育所等の新設、保育人材の確保、既存施設の活用等、包括的に対策を進めております。
直近では以下の通り整備を行いました。
・令和5年4月:小規模保育所3施設、認定こども園1施設(計4施設)
・令和6年4月:保育所1施設、小規模保育所1施設(計2施設)
・令和7年4月:小規模保育所5施設
大規模マンション等の開発が行われる場合、入居予定世帯数を考慮し、近隣への保育施設整備を優先するなどの対策を講じております。しかしながら、これらの取り組みにもかかわらず、待機児童問題の完全な解決には至っていない状況です。
塚田地域も待機児童が多く発生している地域の一つです。そのため、現在塚田駅周辺を含む地域において、令和8年4月開所予定の小規模保育所の運営事業者を公募しております。
今後の整備計画においても、将来の児童数予測や現在までの待機児童発生状況を基に、地域ごとの需要を精査し、新規施設の設置や既存施設の定員増加を図ってまいります。
また、一時預かり事業においては、保育士不足等を理由に事業を休止している施設が増加しているため、利用しにくい状況となっており、ご不便をおかけし申し訳ございません。
本市といたしましても、保育士の待遇改善など、保育士確保に向け取り組んでおりますが、採用が厳しい状況が続いているところです。
すぐに解決することは難しい状況ですが、今後も適切な保育サービスを提供できるよう努めてまいります。
保育園の入所者選考につきましては、市が定める「利用調整基準表」に基づき、世帯ごとに点数を設定し、その点数が高い世帯から順に決定いたしております。この選考過程において、国籍を問わず、平等に調整を行っておりますことをご理解いただきますようお願い申し上げます。
地域の保育需要に対する供給不足は、単年度で解決できる問題ではありませんが、多くの保護者様とお子様のご要望にお応えできるよう、継続的に取り組んでまいります。何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
回答部署:保育運営課・保育入園課