船橋ゆかりの体操3選手がパリで躍動!
パリ2024オリンピック 体操男子団体金メダルを獲得!
(左から、杉野 正尭選手、谷川 航選手、萱 和磨選手、岡 慎之助選手、橋本 大輝選手)
パリ2024オリンピックの体操男子団体総合で、日本が2大会ぶりに金メダルを獲得しました!
市ゆかりの3選手(萱 和磨選手、谷川 航選手、橋本 大輝選手)は、2大会連続の出場。
市ゆかりの3選手(萱 和磨選手、谷川 航選手、橋本 大輝選手)は、2大会連続の出場。
「わずか0.103」で団体金メダルを逃した東京オリンピックの雪辱を果たし、素晴らしいチームワークで日本中に感動を与えてくれました。
1種目目「ゆか」を2位で終えた日本でしたが、2種目目の「あん馬」でエース橋本 大輝選手がまさかの落下。
3種目目の「つり輪」では大きなミスはなかったものの、この時点で5位、中国との得点差は3.133に広がりました。
4種目目「跳馬」で谷川選手が世界最高難度の大技に挑むも認定されず。
5種目目「平行棒」は全員が安定した演技を見せ、順位を上げて2位につけます。
そして迎えた最終種目の「鉄棒」。日本の最後を託されたのはエース橋本選手でした。次々と難度の高い技を決めると、最後の着地も止めて14.566の高得点をマーク。
日本が合計259.594点で中国の得点を超え、2大会ぶりの金メダルを奪還しました!
1種目目「ゆか」を2位で終えた日本でしたが、2種目目の「あん馬」でエース橋本 大輝選手がまさかの落下。
3種目目の「つり輪」では大きなミスはなかったものの、この時点で5位、中国との得点差は3.133に広がりました。
4種目目「跳馬」で谷川選手が世界最高難度の大技に挑むも認定されず。
5種目目「平行棒」は全員が安定した演技を見せ、順位を上げて2位につけます。
そして迎えた最終種目の「鉄棒」。日本の最後を託されたのはエース橋本選手でした。次々と難度の高い技を決めると、最後の着地も止めて14.566の高得点をマーク。
日本が合計259.594点で中国の得点を超え、2大会ぶりの金メダルを奪還しました!
主将としてチームを鼓舞し続けた
萱 和磨選手(船橋ジュニア体操クラブ出身)
チーム最年長として安定した演技を披露
谷川 航選手
(法典東小・法田中・市立船橋高校出身)
最終演技者として圧巻の演技
橋本 大輝選手(市立船橋高校出身)
メダリスト3人に市特別功労表彰を授与
令和6年9月2日、萱選手・谷川選手・橋本選手に「船橋市特別功労表彰」を授与しました。今回の表彰は、オリンピックという大舞台で、自分の実力を発揮し、市民に大きな感動を与えてくれたことを称えたものです。
松戸 徹市長から3選手へ、表彰状と体操日本代表チームのユニフォームをイメージしたトロフィーが渡されました。
市長は「萱選手の声掛けをはじめ、全員が一つの目標に向かって最後まで諦めずに金メダルを獲得したことに心から敬意を表します」と述べ、選手たちの功績を称えました。
松戸 徹市長から3選手へ、表彰状と体操日本代表チームのユニフォームをイメージしたトロフィーが渡されました。
市長は「萱選手の声掛けをはじめ、全員が一つの目標に向かって最後まで諦めずに金メダルを獲得したことに心から敬意を表します」と述べ、選手たちの功績を称えました。
市長から3選手に表彰状を授与しました
金メダルと市が制作したトロフィーを掲げる選手たち
信じ続ければ夢は叶う
萱選手は「(東京オリンピック後に表敬訪問をした)3年前に“次は金メダルを持ってきます”と宣言して、実際に持って帰ることが出来て良かったです」と笑顔。団体総合のキャプテンとして、試合中も「諦めるな」と常に声をかけ続ける姿が印象的でしたが、その時の気持ちを聞かれると「金メダルを思い続けた20年の体操人生、最後の1日だという思いで臨みました。任された種目をトップバッターとしてミスせずにやること、そして他の人が演技している時は、ひたすら声をかけること、それが使命だと思っていました」と話します。
谷川選手は「船橋で生まれ育ち、船橋の梨や米を食べて体をつくってきました(笑)」と笑いを交えつつも、「恵まれた環境で体操に集中できたことに感謝しています。地元に金メダルを持ち帰ることができて嬉しいです」と船橋への思いを口にしました。また「点差が離れて厳しい戦いでしたが、金メダルは簡単に諦められる夢ではなかったので、とにかく自分たちの演技に集中することだけを考えていました」と大会を振り返りました。
橋本選手は「一番の目標にしていた団体での金メダルを獲得できて幸せ」と話しながらも、最終演技者としての当時の心境を聞かれると「自分の演技でメダルの色を分けてしまうので、人生で一番緊張しました。何で自分が最後なんだって思いました(笑)」と、本音をのぞかせ、会場は笑い声に包まれました。
橋本選手は「一番の目標にしていた団体での金メダルを獲得できて幸せ」と話しながらも、最終演技者としての当時の心境を聞かれると「自分の演技でメダルの色を分けてしまうので、人生で一番緊張しました。何で自分が最後なんだって思いました(笑)」と、本音をのぞかせ、会場は笑い声に包まれました。
大きな夢・目標をもってほしい
子どもたちへ伝えたいことを聞かれた3人は「大きな夢・目標をもって、突き進んでほしい」と口をそろえ、谷川選手は「いくらでも可能性はあるので、今すべきことを地道にやってほしい」と話すと、橋本選手は「嬉しかった、苦しかった経験を積み重ねて、その時の思いを忘れずに過ごしてほしい」とメッセージを送りました。また、萱選手は「アテネオリンピックを見て自分が体操を始めたように、自分たちの姿を見て体操を始める子どもたちが増えれば」といい、今後は体操の普及にも力を入れていきたいと決意を語ってくれました。
母校・市立船橋高校に凱旋
谷川選手と橋本選手は、市特別功労表彰前に母校・市立船橋高校を訪問しました。
後輩たちからの大きな歓声を浴びながら登壇した両選手。
谷川選手は「オリンピック選考会の2カ月前に膝を怪我し、諦めかけたこともありましたが、諦めずに金メダルを獲得できて良かったです。皆さんも、夢や目標を達成できるように、今、何をすべきか考えて、諦めずにチャレンジしてください」と後輩たちにメッセージを送りました。
後輩たちからの大きな歓声を浴びながら登壇した両選手。
谷川選手は「オリンピック選考会の2カ月前に膝を怪我し、諦めかけたこともありましたが、諦めずに金メダルを獲得できて良かったです。皆さんも、夢や目標を達成できるように、今、何をすべきか考えて、諦めずにチャレンジしてください」と後輩たちにメッセージを送りました。
また橋本選手も「5月に中指を怪我してしまい、オリンピックに間に合うかギリギリのラインでした。補欠と交代した方が良いのではないか、と弱い自分が出たりもしましたが、最後まで諦めたくない気持ちが勝ったから金メダルを獲得することが出来ました」と語り、「周りの人から“サポートしたい、応援したい”と思ってもらえるような、人間性のある選手になってほしい」と、世界で戦ってきた橋本選手らしい言葉で締めくくりました。
生徒代表の言葉を
真剣な表情で聞く選手たち
花束贈呈に笑顔を見せる選手たち
生徒代表の言葉を
真剣な表情で聞く選手たち
花束贈呈に笑顔を見せる選手たち
生徒代表は「プレッシャーに屈しないことや、最後まで諦めない、その姿に感銘を受けました。先輩たちの姿は、私たちの心に残り、勇気と感動を与えてくれています」と話し、先輩たちの活躍に刺激を受けた様子でした。
この日、市船には、谷川選手・橋本選手のほか、同じく同校出身でパリオリンピック女子バレーボール日本代表の小島 満菜美選手も訪問しました!小島選手の記事は、10月上旬に公開しますので、お楽しみに♪
広報ふなばし8月15日号・9月15日号でも、船橋ゆかりの選手たちを紹介していますので、併せてご覧ください。
選手たちからのメッセージをYouTubeで公開中!
選手たちからみなさんへのメッセージを、市YouTubeチャンネルで配信しています。
また、表敬訪問の様子も公開していますので、ぜひご覧ください!
※バックナンバー「船橋勢が東京五輪で大活躍!」は こちら からご覧いただけます