チームオレンジについて

更新日:令和6(2024)年3月1日(金曜日)

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 船橋市では、国が制定した認知症施策推進大綱(令和元年6月18日)に掲げられた、「地域共生社会」に向けた取組の推進と、認知症サポーター活動促進のため、チームオレンジの体制整備に取り組んでいます。

 船橋市の認知症サポーターの現状と今後

 船橋市では、「認知症の人にやさしい船橋」を目指し、認知症に関する正しい知識や認知症の人・家族への接し方について学ぶ、認知症サポーター養成講座を平成18年度から開催し、令和6年1月現在延べ10万人を超える「認知症サポーター」が誕生し、地域の中で認知症の人・家族を温かく見守る応援者として、できる範囲で活動をしていただいております。
 今後はさらなる高齢化に備え、認知症サポーターを養成するだけにととまらず、認知症と共生する地域づくりの推進と認知症サポーターの活動促進のため、より一層地域で認知症の人・家族を見守ることができる、関係機関との連携を含めた仕組みづくり(チームオレンジ)を推進していきます。

船橋市のチームオレンジ~認知症になっても安心して暮らし続けられる仕組みづくり~

 チームオレンジとは「認知症の人・家族の希望や悩み、身近な困りごとなど」と「認知症サポーターを中心とした支援者」をつなぐ仕組みのことです。
 地域・地域団体で認知症の人や家族と身近に交流し、必要に応じて手助けができるよう、認知症サポーターへ向けてステップアップ講座(※後述)を企画・開催し、併せて認知症の人・家族の困りごとに「気づき」、 認知症の人・家族を「受け止め」、必要な支援に「つなぐ」仕組みづくりをし、地域で支え合う活動を進めていきます。  

期待されること

1. 地域で安心して暮らすためのネットワーク形成
 地域においてチームオレンジの活動が地域住民や地域団体、地域の生活関連企業、行政などと顔の見えるネットワークを形成していき、地域でお互いを見守り、ちょっとした手助けや、対応に困ったときでも具体的な相談先が身近にでき、認知症の人・家族、地域住民も安心して生活できることが期待されます。

2. 認知症の人の社会参加促進(孤立化防止)
 チームオレンジは、認知症の人もチームの一員です。認知症の人が主体的に社会参加できるよう、ご本人の意向をチームオレンジの活動にも反映していきます。

チーム紹介  

 市では24地区コミュニティに各1ヵ所のチームオレンジ設置を目標としており、 チームオレンジの立ち上げや運営支援、関係機関等との連携・調整を行うコーディネーターを各地域包括支援センターに配置しております。
 現在市内において以下のチームオレンジが立ち上がっておりますのでご紹介します(詳細は以下をクリックしてください)。
No1. 「アルビス前原ケア連」(前原地区)
No2. 「もったいない亭」(豊富地区)

※チームオレンジによる活動は原則ボランティアとなります。

認知症サポーターステップアップ講座

 認知症サポーターにチームオレンジの趣旨の理解や、認知症の人・家族の希望や困りごとに「気づき」「受け止め」、必要な支援に「つなぐ」 方法を学んでもらう講座です。(おおよそ180分)
 チームオレンジは当講座の終了者を中心として構成されます。
 当講座を受講したい、チームオレンジとして活動してみたいという方、団体につきましては地域包括ケア推進課(047-436-2558)までご相談ください。

参考(クリックするとリンク先に飛びます)

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地域包括ケア推進課 認知症対策推進係

千葉県船橋市湊町2-10-25

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日