【子ども記者通信】畳(前原小学校 鈴木 彩加さん)

更新日:令和7(2025)年10月28日(火曜日)

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前原小学校 鈴木 彩加

 なぜこのような記事を書こうとしたのかと言うと、私の家にある畳を新しくする機会があり、畳について興味が湧いたからです。
 お店に行き、さっそく店内を見学させて頂いた時に、まず目に入ったのが大きな機械でした。

  • 写真Aの機械について
    Aの機械では、畳の端にある糸を解く作業、縫う作業している。縫い方にも専門用語があった。
  • 写真Bの機械について
    Bの機械ではヘリを縫っている。ヘリもたくさんの種類があり、国産の中でもランクがあるそう。

 次に気になったのが、店の外からも伝わってきたい草の匂いです。い草は畳に使う材料だそうです。熊本県産のい草の種類を調べてみました。ぜひ参考にしてください。

  • ひのはるか
    太い、やわらかい、色ムラが少ない、高級畳表など
  • ひのみどり
    細い、肌触りが良い、色揃いが良い、耐久性が良いなど
  • ひのさくら
    長い、しなやか、踏み心地が良い、JAS2等級以上の高品質など

  また、畳表替えの際の工程を簡潔に教えてもらいました。
 (1)畳に縫ってある糸を切る、解く
  ここではとても簡潔にしていますが見させていただくと、とても難しい作業に見えました。
 (2)新しい御座を縫い付けて完成

【今と昔の畳の違い】


  • 芯材が頑丈な発泡スチロールが入っている。

  • 芯材が藁
    ※今でもあるが約99%がポリスチレンフォーム、1%が藁だそうです。藁であると、湿気が溜まりやすく虫が出やすい。そして稲藁だと一枚○万円、藁の量でも価格が異なる。しかも全国で畳替えの需要がこの2,30年間で7割減り、今では3割に。

 家に畳が完成した際は、以前の畳と今の畳の色、そして香りが違く、感動しました。 床がタイルなのも良いですが、畳の方が私にとっては、とても素敵に見えました。これから和風の良さにハマってしまいそうです。
 そして何より、作業しているのを見学して香りも何もかも、とにかく感動しました。皆さんにも、畳の作業しているところをぜひ一度だけでも見てほしいです! そして、畳の良さを知ってほしいです。皆さん、どうでしたか?

(令和7年10月16日投稿)

写真A
       ▲写真A 

写真B
       ▲写真B

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