【子ども記者通信】大人の学校。ふなばし市民大学校について(千葉日本大学第一小学校 小川 直希さん)

更新日:令和6(2024)年3月13日(水曜日)

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千葉日本大学第一小学校 小川直希さん

 船橋市には18歳以上の大人が学べる「ふなばし市民大学校」があります。ぼくの母が学んでいてとても楽しそうなので、調べてみようと思いました。
 昭和58年に老人大学として開校をして、平成16年に「ふなばし市民大学校」になりました。現在は船橋市総合教育センターの6階と7階で実施されています。これまで7700人以上の修了生を送り出してきたそうです。
 ふなばし市民大学校では、「自分らしく学び続ける」をテーマに3つの「場」を提供しています。1つめは「学ぶ場:豊かな人生をおくるため自分らしく学ぶ場」。2つめは「活かす場:地域活動の担い手、支え手づくりの場」。3つめは「つながる場:知識を共有した縁でつながる学びと活動を循環させる場」です。
 具体的には、2つの学部があります。「まちづくり学部」として、ボランティア養成学科、スポーツコミュニケーション学科、生涯学習コーディネーター養成学科、ふなばしマイスター学科があります。次に、「いきいき学部」として、くらしの教養学科、こころとからだの健康学科、パソコン学科、園芸学科があります。
 授業は週に1回、約2時間だそうです。様々な分野で実際に活躍されている人が講師なので、実践的で深い知識を学ぶことができます。
 ふなばし市民大学校の事務局の大橋様と亀田様にインタビューをしました。
 毎年、応募倍率は1.1~1.3倍くらいだそうです。今年度は60~70代が多くて、最年少は30代だそうです。高齢者の方が多いので、説明するときは大きな声でハッキリとお話をすること、WEB閲覧だけではなくて必要に応じて紙を渡すなど、心がけているそうです。学科によっては当番があります。宿題はないそうです。授業によってはスポーツのルールを学んだり、陶芸やパソコンや園芸を学んだり、グループワークをして発表をしたり、年度末に調べたことをレポート発表したりする学科があります。
 どんな人に入学をしてほしいか質問をしました。「たくさん学びたいという意欲がある人です。そして学んだ知識を活かして地域で活動したり、いろんな方面へのつながりが増えていってほしい」と答えてくれました。
 4月にはオリエンテーションや船橋市長が来られる入学式があります。1年間学んだあとには修了式があります。1年間学ぶうちに、クラス内で交流を深めて仲良くなるそうです。修了後も、同じクラスの人と交流が続くなど活動が広がって楽しそうだと思いました。
 様々な年代や経験をされてきた人と同じ教室で一緒に学ぶことは、とても楽しいと思いました。ぼくも将来、ボランティアやスポーツなどについて学んでみたいです。

(令和6年3月7日投稿)

市民大学校の授業風景23

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