【子ども記者通信】船橋市南部清掃工場(さざプラ)に行ってきました!(小室小学校 長崎 美桜さん)
私たち児童記者は、8月26日、船橋市潮見町にある南部清掃工場(愛称:さざプラ)を取材しました。
令和2年に新しくなったこの工場は、全国でも珍しく可燃ごみの夜間の収集を受け入れています。ごみの分別について教えてもらった後に案内してもらったのは、ごみ収集車が可燃ごみを運び込む「プラットホーム」です。さざプラでは、夜間受け入れを行っているため、この工場は夜も大忙しなのだそうです。プラットホームにはごみの匂いが外に漏れないように、出入り口に「エアカーテン」という最新の機械が動いていて、見学していた時も全然臭わなかったのには驚きました。
エレベーターで5階の見学フロアに上がると、ガラスの向こうには巨大な「ごみピット」が広がっていました。ここではなんと工場に届く可燃ごみの10日分を貯めておけるそうです。ピットの上では幅が最大4mもある巨大なクレーンが動いていました。ごみがまんべんなく燃えるように、山積みのごみを何度も掴んで高く持ち上げては落とす、「かくはん作業」をしていました。ごみ袋がバリバリと破けて混ざり合う様子はすごい迫力でした。
さざプラは、可燃ごみを専門に処理する工場です。ここに集まるごみの中身を見せてもらうと、生ごみは紙くずだけでなく、プラスチックやおもちゃ、ビニール、ゴム、革靴、木の枝などもたくさん入っていました。これらのごみを出す時、ちゃんと規定の長さに切らないと、引っかかってクレーンが動かなくなってしまうのだそうです。そうなってしまうと職員さんが手作業で取り除くそうです。そして、工場はこれらを1日に最大339トンも、約850~1000度というものすごい熱さの焼却炉で、有害なガスを出さないように綺麗に燃やしています。さらに、燃やす熱を再利用して多くの電気を作り、工場で使う電気を全部まかなうだけでなく、余った電気は売っているということです。また、「中央制御室」という部屋では、施設の人たちが24時間毎日、工場全体を異常がないか画面を見つめて厳しくチェックしていました。
その後、今はもう使われていない、体験用のごみ収集車に、ごみを投げ込む体験をさせていただきました。ごみ収集車は、ごみを入れると、板が自動で動いて、入れたごみを押しつぶして、スペースを開けます。
工場を見学して、何でも燃やせる最新の機械でも、間違ったごみが混ざると故障の原因になることが分かりました。生ごみの水気が多いと、焼却炉の温度が下がって余計なエネルギーがかかったりするそうです。
今私たちにできることは、出す前に生ごみの水分をぎゅっと絞って水切りしたり、正しく分別するといった当たり前の小さな行動です。そういった小さな行動が、私たちの未来につながるのではないでしょうか。
(令和8年9月29日投稿)
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