【子ども記者通信】高根東小音楽部、試練を乗り越えつかんだ東関東大会への切符(高根東小学校 山本 あかりさん)
私が所属している高根東小学校音楽部は7月に千葉県文化会館で行われた、千葉県吹奏楽コンクールに出場してきました。
私たちは一昨年、昨年と2年連続で「銀賞」という、あと一歩のところで悔しい思いをしてきました。「今年こそは絶対に金賞を獲る」という強い思いでスタートしたものの、今年の音楽部は、大きな壁にぶつかっていました。それは、なかなか指導してくださる講師の先生が見つからず、練習時間も例年に比べるとかなり少なくなってしまったということです。コンクールという大きな舞台が近づく中、周りの学校の練習が進んでいく様子を想像し、私は「今年は金賞を獲ることは無理なんじゃないか‥」と口にしたこともあります。
しかし、私たちは先生がいないからこそ、部員一人一人が「練習時間が減った分、今できることを全力でやりきろう」と前を向き、一回一回の練習を大切に頑張ってきました。その後、指導してくださる講師の先生が決まり、指導してくださる時には、先生のアドバイスをしっかりと聞き、みんなで息を合わせて、より良い音楽に近づけるよう練習を重ねました。
私たちが今年のコンクールで挑戦した曲は、八木澤教司さん作曲の「希望のすべてに」です。この曲には「どんなときも未来への希望を忘れない」というメッセージが込められています。ピンチのときでも、暗くならずに「今できることを全力でやろう」と練習を頑張ってきたみんなの姿に、この曲のメッセージは本当にぴったりだと感じました。
本番当日のステージ裏ではものすごく緊張していましたが、いざ演奏をすると不思議と緊張が解け、私は「これまでの練習の成果を最大限に発揮し、悔いが残らないような演奏をしよう」と指揮に集中し、一音一音に魂を込めました。演奏した7分間はまるで一瞬のようでした。
私たちの出番が終わったあと、表彰式までは3時間ほど時間があったため、他の部員たちは先に帰宅し、部長の私と副部長だけ残って、表彰式に参加しました。私たちの出番は10番目だったので、最初は他校の結果を聞き、高根東小が呼ばれるのを今か今かと待っていました。そして、高根東小の番になるとドキドキして手が震えていましたが「10番、船橋市立高根東小学校、ゴールド金賞」と言われると、嬉しさで涙が溢れそうでした。金賞の団体はその場に残り、東関東吹奏楽コンクールに進むのか、東関東小学生バンドフェスティバルステージ部門に進むのか、ダメ金なのか決まります。息が止まりそうな緊張感の中、再びアナウンスが始まり、東関東バンドフェスティバルステージ部門の時「10番、船橋市立高根東小学校」と高根東小の名前が響きました。その瞬間、嬉しさと驚きが同時に押し寄せてきました。ですが、すぐに驚きより嬉しさが勝ち、その場で飛び跳ねて大喜びしました。
私たち音楽部が素晴らしい結果を残せたのは、自分たちの努力もありますが、何より保護者のみなさんのおかげです。私たちが練習できるように環境を整え、見守りをしてくださったり、必死に講師の先生を探し見つけてくださいました。保護者のみなさんの支えがなければ、私たちは何も成し遂げることはできなかったですし、この金賞をつかむことは絶対に出来ませんでした。応援してくれた学校の先生たち、熱心に指導してくださった講師の先生、そして一番近くで支え続けてくれた保護者のみなさんのおかげです。本当に感謝しています。
東関東バンドフェスティバルという、さらに大きなステージでも高根東小音楽部らしい最高の音楽を響かせられるよう頑張ります。
(令和8年8月28日投稿)

▲表彰式後の私と副部長

▲講師の先生と部員の集合写真
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