平成23年度第3回定例記者会見資料(23年7月26日)

更新日:令和4(2022)年2月2日(水曜日)

ページID:P016339

日時

平成23年7月26日 午後1時00分から

場所

市役所9階第二応接室

目次

議題

  1. 市内82の小・中学校等に防犯カメラを設置~ 全校4台のカメラが24時間体制で見守ります ~
  2. 8月5日、「ふなっ子メール」を配信開始!~簡単登録で、子育てに役立つ情報を届けます~
  3. 市立医療センターに歯科口腔外科がオープン~手術前患者の口腔ケアを行い手術後の肺炎などを予防~
  4. 東日本大震災を教訓に内容を一新!避難所運営を重視した総合防災訓練を実施します
  5. 外国人を災害弱者とさせないために避難所で宿泊を体験~災害時外国人サポーター養成講座も併せて開催~
  6. 知的・精神障害者を対象に成年後見支援センターを開設~本人と家族に安心を!成年後見制度に関する相談と法人後見を受任~

お知らせ

  1. 草の根交流25周年を記念し市民親善使節団を募集~愛すべきヘイワード市を心と体で感じてみませんか~
  2. 医療センターが初期臨床研修医を北海道の医師不足地域へ派遣~地域医療、へき地医療の現場で実習します~
  3. みずみずしい甘さ!味自慢の船橋産の梨 8月18日にコンテストを開催~市民に美味しい梨を味わってもらう展示会も~
  4. 精神科医 香山リカさんの講演会を9月11日に開催~ひとにも自分にも心やさしく生きるために~
  5. 大災害時の医療体制をテーマに救急医療シンポジウムを9月3日に開催~一人ひとりの役割を市民とともに考えます~

議題1 市内82の小・中学校等に防犯カメラを設置~ 全校4台のカメラが24時間体制で見守ります ~

 9月1日から、市立の小・中学校や高等学校、特別支援学校の計82校で防犯カメラが完全稼働します。これは7月1日から設置工事が始まっているもので、建て替え予定の2校を除く全ての市立学校に設置されます。同規模の自治体での全校設置は県内では初めてで、全校に4台配置するのも県内では船橋市だけとなります。
今回の防犯カメラの設置は、児童生徒や教職員等の安全を確保するために、小・中学校校長会からの強い要望を受け、実施するものです。校門や昇降口のほか、学校敷地内への侵入経路に夜間センサライトも併せて設置することで、24時間体制で学校を見守ります。
 映像は、職員室や事務室のモニターで教職員が確認。また画像データの取り扱いや保管などは学校長が行います。不審者を確認した場合には警察と連携して対応していきます。防犯カメラの設置は、昼間の児童生徒の学校生活を見守るだけでなく、夜間や休日の映像を記録することから、犯罪の抑止効果に大きくつながるものと期待しています。
 なお建て替え予定の西海神小学校、船橋小学校は、校舎の建設に合わせて設置する予定です。

設置内訳

小学校52校(建て替えの2校を除く)、中学校 全27校、高校 全1校、特別支援学校 全2校(小学部、中・高等部)

不審者による被害状況

平成21年 75件
平成22年 95件

問い合わせ

保健体育課 児童・生徒防犯安全対策室  047-436-2876

議題2 8月5日、「ふなっ子メール」を配信開始!~簡単登録で、子育てに役立つ情報を届けます~

 市の子育て支援サービスをはじめとした子育てに関するタイムリーな情報を、あらかじめ登録した人にメール配信するサービス「ふなっ子メール」を8月5日から開始します(登録は8月1日から)。
配信する情報の内容は、「健診・保健情報」「イベント・講座情報」「子育て支援制度情報」の3種類で、登録時に配信を希望する情報を選択することができます。配信は毎月2回行います(1日と15日から3日以内)。このほか、保健師や保育士等からの「子育てワンポイントアドバイス」を登録者に毎月2回配信します。
 子育て支援に関する情報は、現在、広報ふなばしや市ホームページ、市携帯サイト等に掲載していますが、これらは利用者が自分から情報を引き出しに行かなければならない“プル(pull)型の情報発信”です。これに対し、メール配信サービスは、タイムリーな情報をその情報を必要としている人に、市側が自動的に情報を送り出す “プッシュ(push)型の情報発信”で、携帯電話利用率の高く子育てに忙しい世代に向けた情報発信として、効果的な手段になるものと考えています。

子育て支援情報メール配信サービス「ふなっ子メール」

配信内容

  1.  「健診・保健」(健診、予防接種、保健センターで開催する子育て関連教室などの情報)
  2.  「イベント・講座」(児童ホーム、子育て支援センターで開催する子どもや子育てに関するイベント・講座などの情報)
  3.  「子育て支援制度」(子育て支援に関する制度や手続きなどの情報)
  4.  「子育てワンポイントアドバイス」(市の保健師や保育士等からのお役立ち情報)

※(1)~(3)は登録時に希望する情報を選択可能。(4)は登録者全員に配信

配信日

上記(1)(2)(3)の情報は、毎月2回(1日と15日から3日以内)、上記(4)の情報は、毎月2回(上旬と下旬)

問い合わせ

児童家庭課  047(436)2321

議題3 市立医療センターに歯科口腔外科がオープン~手術前患者の口腔ケアを行い手術後の肺炎などを予防~

 昭和58年の開院以来、東葛南部の基幹病院として、重要な役割を果たし、地域医療の充実を図っている医療センターに、歯科口腔外科を7月に開設しました。
 特に高齢者は、食べ物をうまく飲み込めず肺に入ってしまったり、口腔内の細菌とともに唾液を誤嚥(ごえん)して肺炎を起こしやすくなります。そこで、同科を中心として手術後の肺炎の予防と咀嚼(そしゃく)を妨げないために重要となる、手術前の患者への口腔ケアを行います。また、入院患者には口腔管理や口腔衛生指導を行い、手術後の経過も見守るなど、総合診療機能を有する病院としての医療ニーズに応えます。
 なお、8月1日からは診察室での外来診療も開始し、一般の診療所では対応が難しい抜歯、外傷、歯性感染症、腫瘍、奇形、神経疾患、顎関節症などの口腔外科疾患や、全身的な基礎疾患がある人の治療、事故などによる救急患者への治療なども行います。診療にあたっては、船橋歯科医師会と連携をとりながら、予約診療を原則に、高度治療が必要な患者や救急患者に対応していきます。
 歯科口腔外科の開設により、同センターの診療科目は23科となります。

<参考>医療センターの診療科目

内科、呼吸科内科、消化器内科、循環器内科、代謝内科、緩和ケア内科、精神科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科   計23科目

問い合わせ

医療センター総務課  047(438)3321

議題4 東日本大震災を教訓に内容を一新!避難所運営を重視した総合防災訓練を実施します

 市では8月28日(日曜日)及び9月1日(木曜日)に総合防災訓練を実施します。
 今年3月11日に発生した東日本大震災では、避難所について多くの課題が明らかになり、本市においてもそのあり方を再検証する必要が生じました。
 今回、8月28日に行う「発災対応型訓練(※1)」では、市と市民、防災関係機関(市医師会・歯科医師会・薬剤師会、県看護協会、病院及びアマチュア無線非常通信連絡会)が連携し大地震発生時の避難行動をより的確に行えるよう、訓練会場となる避難所すべてで簡易トイレの組立てやパーテーションの設置等、同一のメニューを取り入れた訓練を実施するとともに、備蓄品をはじめとした避難所設備の点検を徹底して行います。また、これまでの訓練は休日の発災を想定していましたが、平日昼間の発災に変更します。これは避難所となる学校でまず教職員が初期対応を行う中で、市職員を配置する訓練として実施するものです。当日の市民の参加予定人数は1万1000人で、昨年に比べ1000人程度多い市民の参加を見込んでいます。
 なお、9月1日には「予知対応型訓練(※2)」として、市と国・県の機関、電気・通信・ガス等インフラに係る民間会社が、災害時の情報収集伝達手段である防災MCA無線(※3)による情報伝達訓練を行います。

(注1)発災対応型訓練
想定された災害状況に応じて臨機応変に対応する訓練
(注2)予知対応型訓練
災害情報に応じ情報収集・伝達により防災体制を敷く訓練
(注3)防災MCA無線
(Multi-Channel Access radio system)無線の略。無線施設に耐震性があり、無線グループ内で一斉通信も可能で災害に強いとされる。

日時及び場所

発災対応型訓練

訓練日時

平成23年8月28日(日曜日)
8時50分~12時00分

訓練場所 

市役所、消防指令センター、市内54小学校等

予知対応型訓練(情報伝達)

訓練日時

平成23年9月1日(木曜日)
8時30分~9時30分

訓練場所 

消防指令センター

問い合わせ  

防災課  047-436-2039

議題5 外国人を災害弱者とさせないために避難所で宿泊を体験~災害時外国人サポーター養成講座も併せて開催~

 東日本大震災など大規模な災害が発生する中、言葉が通じないことで、「災害弱者」となる恐れがある外国人住民への支援が大きな課題となっています。その取り組みの一つとして、市と市国際交流協会では、市の総合防災訓練に併せて、今年も「外国人避難所宿泊訓練」と「災害時外国人サポーター養成講座」を実施します。
 全国に先がけて、平成20年から実施している避難所宿泊訓練では、国際交流協会のボランティアと一緒に、市内在住の外国人が小学校の体育館に泊り、避難所生活を体験しながら日頃の準備の大切さなどを学びます。また、平成21年度に全国で初めて認定された本市の「外国人応急手当普及員」が、母国語で心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)などの応急手当講習を行います。こうした防災講座等を通じ、災害時に外国人の方も支援の「受け手」から「担い手」になれるよう取り組みを進めます。
災害時外国人サポーター養成講座は、災害発生時に外国人を「災害弱者」としないため、外国語が話せなくても地域で支援できるボランティアの養成を目的に実施します。実際の災害を想定し、より実践的な訓練を行うとともに、宿泊訓練に参加した外国人との交流イベントなどを通して相互理解も深めます。また、災害時の協定を結んでいる横須賀市だけでなく、近隣市からも職員やボランティアが研修を兼ねて参加する予定です。
 なお、28日(日曜日)には訓練会場となる宮本小学校で、地域の町会・自治会の皆さんと一緒に外国人も総合防災訓練に参加します。

外国人避難所宿泊訓練

日時

8月27日(土曜日)午後4時~28日(日曜日)正午まで

会場

船橋市立宮本小学校(船橋市宮本7-10-1)

災害時外国人サポーター養成講座

日時

8月27日(土曜日)午後2時~28日(日曜日)午前9時まで
※27日(土曜日)交流イベント(午後8時~午後9時)

会場 

船橋市立宮本小学校(船橋市宮本7-10-1)

問い合わせ

秘書課国際交流室  047(436)2083

議題6 知的・精神障害者を対象に成年後見支援センターを開設~本人と家族に安心を!成年後見制度に関する相談と法人後見を受任~

 市では7月15日から、NPO法人への委託事業による「成年後見支援センター」を開設し、成年後見制度に関する電話相談と、市から要請のあった知的・精神障害者の成年後見人等(成年後見人・保佐人・補助人)の受任を行っています。
 成年後見制度は、知的・精神障害、認知症などの理由で、判断能力の不十分な方に対して、成年後見人等をつけることにより、本人の施設入所の契約や福祉サービスの決定などの「身上監護」と預貯金や不動産の管理などの「財産管理」を行う制度です。この成年後見人等は、四親等以内の親族や市町村長が家庭裁判所に対して申立てを行うことで選任されます。
 しかしながら、知的障害者や精神障害者の成年後見人等は、個々の障害の特殊性から、引き受け手がなかなか見つからないという状況があります。さらに、成年後見支援制度は、平成12年の制度開始以来、利用者の増加及び内容の周知が進み、問合せが大幅に増えてきています。
 こうした状況に対応するため、今後、同センターの業務を市内の障害者の皆さんとそのご家族に周知し、成年後見支援制度の円滑な利用を図ることで、障害のある方が地域で自立した生活ができるようになることを期待しています。

委託先

NPO法人PACガーディアンズ  
(弁護士、司法書士、社会福祉士等が理事であり、家庭裁判所から法人後見人等の受任実績があるNPO法人)
船橋市本町6-3-16 レックスマンション602号 電話047-407-4441

問い合わせ

障害福祉課  047(436)2345

お知らせ1 草の根交流25周年を記念し市民親善使節団を募集~愛すべきヘイワード市を心と体で感じてみませんか~

 今年は船橋市と米国ヘイワード市との姉妹都市提携25周年にあたり、ヘイワード市にて記念式典及び交流パーティーが行われます。この記念事業に参加する市民の方を募集します。
ヘイワード市は本市が初めて外国の都市と姉妹提携を結んだ都市で、昭和61年11月に姉妹都市となった以降、高校生の交換留学や少年スポーツ交流団(野球)、船橋市海外女性セミナー研修団の派遣などにより、子どもから大人まで、これまでに1500人を超える市民が両市の交流事業に参加しています。そして、こうした交流事業で培われた絆が深まり、現在も市民レベルの草の根交流が続いています。
 なかでも平成19年に市立船橋高校とカリフォルニア州立大学イーストベイ校との間で調印した同高校の卒業生を対象とした留学制度は、公立高校が単独で優遇措置のある制度を外国の大学と結んだ全国的にもめずらしいものです。現在第一期生が3年生として留学中で、今回の記念事業ではヘイワード市のホスト役の一人として市民親善使節団の到着を楽しみに待っています。
 東日本大震災の際には、被害を受けた本市の状況を心配したヘイワード市民や市職員から義援金約40万円が届けられました。
 平成13年に市民親善使節団の派遣を予定していた15周年記念事業は、アメリカ同時多発テロ事件による国際情勢の変化により直前で中止となりましたが、今回10年分の思いを込め、市民の皆さんからなる使節団と市の代表団(団長:市長)がヘイワード市を訪問します。

訪問日程

平成23年10月25日から30日(4泊6日)

主な内容

  • 姉妹提携25周年記念式典及び記念講演(カリフォルニア州立大学イーストベイ校)
  • 姉妹都市提携25周年交流パーティー
  • ヘイワード市内視察

≪参考≫ヘイワード市の概要

 カリフォルニア州、サンフランシスコ湾に面し、1年を通じて温暖な気候が続く、人口約15万人の緑美しい湾岸都市です。商工業、金融業、教育の中心地として、また、大都市サンフランシスコから車で約30分というベッドタウンとしても発展を続けています。こうした都市の形態や、地理的条件が船橋と共通するところが多い街でもあります。

問い合わせ

船橋市国際交流協会(国際交流室内)  047(436)2083
 

お知らせ2  医療センターが初期臨床研修医を北海道の医師不足地域へ派遣~地域医療、へき地医療の現場で実習します~

 医療センターでは、今年6月から2年目の初期臨床研修医を、北海道釧路市の病院と厚岸郡(あっけしぐん)浜中町(はまなかちょう)の診療所へ派遣する研修を開始しました。この研修は、初期臨床研修医の研修プログラムの一環として実施するもので、地域医療、へき地医療の現場を実習することにより、医療技術の向上だけでなく、患者・家族のニーズを身体、心理、社会的側面から理解することを目的としています。
 今年度は、研修医9人を2週間交代で派遣しています。なかでも、浜中診療所での実習では、常勤医師が1人体制という医師不足の現場で、幅広い年齢の患者や症例に臨機応変に対応することが求められています。また、この試みは、受け入れる病院にとっても、医師不足に悩む地域の現状を知ってもらうとともに、将来の医師確保につながるものと、現地の新聞にも取り上げられました。
 都市部の病院とは異なる環境の中で、専門の診療だけでなく、様々な患者の病状に対応する地域特有の医療に触れ、総合医としてのキャリアアップを望むことができる本研修プログラム。当センターでも医師の確保が急務となっている中、研修を充実させることで、地域医療に意欲的な研修医の応募につながることを期待しています。

23年度地域医療研修

対象

2年次臨床研修医 9人

研修期間

6月~11月のうち2週間

研修医療施設

釧路三慈会病院 
所在地

北海道釧路市幣舞町4-30

診療科

内科、循環器内科、麻酔科、整形外科

病床数

126床

医師

5人

町立浜中診療所
所在地

北海道厚岸郡浜中町霧多布東三条1-40

診療科

内科、小児科、外科

病床数

19床

医師

1人

問い合わせ  

医療センター 総務課  047(438)3321

お知らせ3  みずみずしい甘さ!味自慢の船橋産の梨 8月18日にコンテストを開催~市民に美味しい梨を味わってもらう展示会も~

 第44回船橋市農水産祭の一環として、生産者の技術向上と、梨の消費拡大を目的に“なし味自慢コンテスト”を「幸水」の収穫時期に合わせて、8月18日に行います。今年で10回目を迎えるこのコンテストでは、市内131戸の生産者が出品した自慢の梨を、審査員により、糖度、玉ぞろい、色、食味などを審査。市長賞、議長賞などを選定します。
 市民の皆さんにも、この美味しい船橋産の梨を味わってもらおうと、8月18日と19日の2日間、市役所1階美術コーナーで、試食会を兼ねた優秀品の展示会を行います。皆さん、ぜひご賞味ください。ひと口食べると強い甘みが広がり、水分・エネルギー補給など夏の健康維持にも効果的です。
 また、コンテスト当日は「福祉なし贈呈式」を行い、福祉施設へ“暑い夏こそ、美味しい幸水!”をプレゼントします。

なし味自慢コンテスト

日時

平成23年8月18日(木曜日) 午前9時 ~ 正午

場所

JAいちかわ船橋支店

優秀品の展示会

日時

平成23年8月18日(木曜日) 午後2時 ~ 午後5時
         19日(金曜日) 午前9時 ~ 午後3時

場所

市役所1階美術コーナー

展示

特別賞15点、優秀賞25点(5kg箱×40箱)

福祉なし贈呈式

日時

平成23年8月18日(木曜日) 午後3時

場所

市役所1階美術コーナー

問い合わせ  

農業センター 047(457)7481

お知らせ4  精神科医 香山リカさんの講演会を9月11日に開催~ひとにも自分にも心やさしく生きるために~

 9月11日、雑誌やテレビのコメンテーターとして活躍している精神科医で立教大学現代心理学部教授の香山リカさんの講演会を勤労市民センターで開催します。今回の講演では「ひとにも自分にも心やさしく生きるために」をテーマとして、ストレスとの向き合い方、元気に生きていくために大切なことなどについて、お話をしていただきます。
 市では平成22年3月に策定した「健やかプラン21後期計画」の中で、“こころの健康を保てるまちづくり”を目標のひとつに掲げており、これを推進するための事業として行うものです。
 自分らしく生き生きと生活するためには、体の健康だけでなく、こころの健康も大切です。しかしながら、平成21年度に実施した市民健康意識調査では、約8割の人が「不満、悩み、苦労、ストレスなどがあった」と回答しています。
 忙しい現代社会では、人間関係によるストレスなどが原因で、うつ病や閉じこもりになる人、中には自ら尊い命を絶ってしまう人もいます。今回の講演会を通じ、一人でも多くの人がストレスと上手に付き合う術を学び、「こころの健康の大切さ」について、社会全体で考えていくきっかけになることを期待しています。

ふなばし健やかプラン21 こころの市民講演会

日時

9月11日(日曜日)午後1時~2時40分(12時30分開場)

会場

勤労市民センター(本町4-19-6)

講師

立教大学現代心理学部映像身体学科教授 香山リカさん

テーマ

「ひとにも自分にも心やさしく生きるために」

対象

市内在住、在勤、在学の方

定員

350名

入場料

無料

申込み

往復はがきで8月12日までに健康政策課へ
※保育(1歳~就学前)、手話通訳、要約筆記あり(いずれも事前申し込みが必要)

問い合わせ

健康政策課  047(436)2413

お知らせ5  大災害時の医療体制をテーマに救急医療シンポジウムを9月3日に開催~一人ひとりの役割を市民とともに考えます~

 市では、市民の救急医療への意識の高揚と救急現場の現状を知ってもらうことを目的として、毎年この時期に「市民とともに考える救急医療シンポジウム」を開催しています。
 23回目を迎える今年は、「船橋市における大災害時の医療体制~大震災から学ぶこと~」がテーマです。
 今後、東日本大震災と同規模の災害が船橋で発生した場合には、現在の医療体制では対応しきれない死傷者が発生すると予想されます。その際には人命救助を最優先として、さらに災害現場や救護所、医療機関が連携し、負傷の程度に応じた応急医療救護活動を効果的に行っていく必要があります。
 今回は救急医療の専門家で、実際に福島県などの被災地で救護活動を行った筑波大学付属病院の安田副部長(脳神経外科医)による基調講演のほか、市民、医師、救急隊、市のそれぞれの立場の代表者によるシンポジウムを行い、大規模災害時に一人ひとりが果たすべき役割について市民の皆さんと一緒に考えていきます。

日時

9月3日(土曜日)午後1時~3時30分 ※正午開場

会場

勤労市民センター

入場料

無料

内容

基調講演

「東日本大震災の災害医療現状と危機管理~震災を経験して市民ができることは?~」

講師

安田貢氏(筑波大学附属病院 救急・集中治療部副部長 災害・緊急医療調整室室長)

シンポジウム

「船橋における大災害時の医療体制~大地震から学ぶこと~」

シンポジスト
  • 宮下裕芳氏(市医師会理事)
  • 本木次夫氏(市民代表)
  • 水嶋知也氏(船橋メディカル・クリニック医師)
  • 狩野勝儀氏(市防災課長)
  • 松岡利満氏(市消防局北消防署救急隊長)

心肺蘇生法の体験とパネル展示

(正午~午後1時。来場者に「震災時の行動マニュアル」と記念品をプレゼント)

定員

350人※申込み多数の場合は抽選。手話通訳・要約筆記・保育あり(1歳以上)

申込み

8月12日(金曜日)(消印有効)までに、往復ハガキに「救急医療シンポジウム参加希望」と明記のうえ住所、氏名、電話番号、テーマへの質問事項を書いて、船橋市救急医療シンポジウム実行委員会事務局(〒273-8501※住所不要)へ

問い合わせ

健康政策課☎047(436)2337

 

このページについてのご意見・お問い合わせ

広報課

〒273-8501千葉県船橋市湊町2-10-25

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日