「旧軍毒ガス弾等の全国調査結果」について

更新日:平成23(2011)年2月24日(木曜日)

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環境省は、平成15年11月28日に『昭和48年の「旧軍毒ガス弾等の全国調査」フォローアップ調査報告書』(環境省のホームページにリンク)を発表いたしました。発表内容の概要をお知らせいたします。

経緯

この調査は、旧軍毒ガス弾等による被害の未然防止を図るため、昭和48年の「旧軍毒ガス弾等の全国調査」のフォローアップ調査として実施されたものです。

調査方法

この調査では、関係省庁、都道府県及び市町村からの情報収集、並びに米国・オーストラリア等からの関連資料の収集のほかに広く国民からの情報提供を呼びかけました。

調査結果

まず、今回の調査では、健康被害が現に発生している等切迫したものは存在しなかったとされています。

調査結果のうち「習志野の事案」として旧陸軍習志野学校の材料廠付近地下において毒ガス弾等の廃棄・遺棄情報が報告されています。

この「旧陸軍習志野学校の材料廠付近」とは現在の習志野市泉町にあたりますが、泉町に隣接する船橋市三山8丁目の一部には、同学校の練兵場がありました。

報告書では、この「習志野の事案」は、毒ガス弾の存在に関する情報の確実性が高く、かつ、地域も特定されている事案(A類型)として報告されています。

また、「こうした事案については、現地における、健康影響の未然防止の観点からの環境調査を実施するとともに、土地改変時の安全確保のための措置等を実施することが必要」とされています。

詳細は『昭和48年の「旧軍毒ガス弾等の全国調査」フォローアップ調査報告書』(環境省のホームページにリンク) を参照

なお、「習志野の事案」に係る基礎資料については、環境省から送付され、現在、行政資料室(船橋市役所本庁舎11階)にて閲覧できます。

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