救命講習のお知らせ

更新日:令和7(2025)年4月25日(金曜日)

ページID:P131320

講習内容

 心肺蘇生法やAEDの使い方、その他の応急手当を学びます。

 ※今年度から、e-ラーニング対象の講習が追加されています。事前に応急手当WEB講習を修了することで、講習時間が1時間短縮されます。

開催予定日

 令和7年度の救命講習の予定は、こちらをご覧ください。

申請方法

 各種救命講習の受付は、オンラインによる申請のみとなります。
 また、申請の際にメールアドレスの登録が必要になります。

 【オンライン申請方法】
 (1)当ページ下部の「講習等一覧」から希望する講習を選択してください。
 (2)選択した講習の日程一覧が表示されますので、希望する日程をクリックし、申請を行ってください。※申請可能な講習はクリックできるようになっています。

  • 受講は、船橋市内にお住まいの方、お勤めの方、または在学の方が対象となります。
  • 原則として、中学生以上の方を対象とします。
     ※普通救命講習Ⅱは、一定頻度者が対象となります。
     ※救命入門コースは小学校4年生から6年生とその保護者が対象
  • 講習の受講料は無料です。
  • 定員は20名(救命入門コースは20組)です。
  • 予約受付は、受付開始日の午前9時00分からとなります。
  • キャンセル待ちの電話対応はしておりません。
    (キャンセルがあれば、自動的に受付可能となります)
  • よくあるお問い合わせはこちらから確認してください。

受講上の注意事項

  • 講習開始の10分前には講習会場へお越しいただき、受付を済ませてください。
    (遅刻された場合、修了証の交付はできません。)
  • スカートを避け、動きやすい服装で参加してください。
  • 筆記用具をご持参ください。
  • 上級救命講習、応急手当普及員講習を受講される方は、昼食をご持参ください。
  • 講習用の駐車場はございませんので、公共交通機関のご利用をお願いいたします。

講習会場

  • 救急ステーション(2階会議室) (船橋市金杉1-21-3)
     
  • 船橋市消防指令センター(301会議室)(船橋市湊町2-6-10)
    (救命入門コース、保育ヘルパー派遣講習)

講習等一覧

 『救えるべき命を あなたの勇気とAEDで!』  ※今年度から、e-ラーニング対象の講習が追加されています。事前に応急手当WEB講習を修了することで、  講習時間が1時間短縮されます。  
講習種別 講習時間 講習内容 お申込み

普通救命講習 Ⅰ        
 

【午前の部】
9時から12時まで

【午後の部】
13時から16時まで

成人に対する応急手当

・心肺蘇生法(AEDの使用法を含む)

・止血法

※「普通救命講習修了証Ⅰ」を交付します。

【午前の部】
 

【午後の部】
 

【保育ヘルパー派遣講習】

普通救命講習 Ⅱ
 

13時から17時まで
 

成人に対する応急手当

・心肺蘇生法(AEDの使用法を含む)

・止血法

・実技試験及び筆記試験
※「普通救命講習修了証Ⅱ」を交付します。
一定頻度者が対象の講習です。

申込みはこちらから。
 

普通救命講習 Ⅲ

【午前の部】
9時から12時まで

【午後の部】
13時から16時まで

小児・乳児に対する応急手当

・心肺蘇生法(AEDの使用法を含む)

・止血法

※「普通救命講習修了証Ⅲ」を交付します。

【午前の部】
 

【午後の部】
 

【保育ヘルパー派遣講習】

上級救命講習
 

9時から17時まで
※昼休憩1時間あり

成人・小児・乳児に対する応急手当

・心肺蘇生法(AEDの使用法を含む)

・止血法

・その他の応急手当

・実技試験及び筆記試験

※「上級救命講習修了証」を交付します。

【上半期】
 

【下半期】
 

【保育ヘルパー派遣講習】

e-ラーニング対象の講習

【午前の部】
普通救命講習Ⅰ・Ⅲ
9時30分~11時30分

【午後の部】
普通救命講習Ⅰ・Ⅲ
13時30分~15時30分
普通救命講習Ⅱ
13時30分~16時30分


【普通救命講習編】
普通救命講習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
・心肺蘇生法(AEDの使用法を含む)
・止血法

※受講日の前、1カ月以内に応急手当WEB講習を修了し「受講証明書」を提示して下さい。

 「普通救命講習修了証Ⅰ」
 「普通救命講習終了証Ⅱ」
 「普通救命講習終了証Ⅲ」
  のいずれかを交付します。

PCスマートフォンから学習できます。
 修了すると
「受講証明書」が印刷できます。

普通救命講習Ⅰ
【午前の部】

【午後の部】
 


 

普通救命講習Ⅱ
 



普通救命講習Ⅲ
【午前の部】

【午後の部】
 

保育ヘルパー派遣可能な講習  

 救命講習を受講したいが小さな子供がいるため受講ができないとお考えの場合は、保育ヘルパーの派遣が可能な講習がございます。
 日程表の☆印で示されている講習が対象となります。
 保育は講習会場に隣接した別室にて実施し、保育ヘルパーが対応いたします。安心して講習を受講いただけるよう配慮しております。
 
 ※講習日の2週間前が締切りのためご注意ください。
 ※対応可能人数には限りがあるため、申請しても受理できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

応急手当普及員講習

 応急手当普及員講習は、指導方法を3日間で学び、事業所や防災組織等において、普通救命講習の指導者となるためのコース です。
 そのため、テキスト等による事前学習が必要になります。

 【参考テキスト】応急手当指導者標準テキスト(東京法令出版) 

 講習内容:成人・小児・乳児に対する応急手当
      ・心肺蘇生法(AEDの使用法を含む)
      ・止血法
      ・指導要領
      ・実技試験及び筆記試験

 ※「応急手当普及員認定証」を交付します。

講習日 受付開始日 開催場所 時間
1 令和7年
7月7日(月曜日)
  ~9日(水曜日)
令和7年
6月1日(日曜日)
救急ステーション 9時~17時
※昼休憩1時間あり
連続3日間の受講が必要です
(計24時間)

申込みはこちらから。
(クリックしてください)
2 令和7年
11月7日(金曜日)
 ~9日(日曜日)
令和7年
10月1日(水曜日)

救命入門コース

 いざという時のために、親子で一緒に心肺蘇生法とAEDの使い方を学べるコースです。(120分)
 ※小学校4年生から6年生とその保護者の方が対象となります。
 ※「救命入門コース参加証」をお渡しします。

 ※午前の部はこちらから。(クリックしてください)
 ※午後の部はこちらから。(クリックしてください)

講習日 受付開始日 開催場所 時間
1 令和7年
7月25日(金曜日)
令和7年
5月1日(木曜日)
船橋市消防
指令センター
(301会議室)
1 10時~12時
2 2 13時30分~15時30分

応急手当WEB講習

 応急手当WEB講習は、どなたでもご受講いただけます。
 パソコンやスマートフォンから簡単に学習でき、修了後には「受講証明書」の印刷が可能です。

 ※e-ラーニング対象の講習を受講される方は、受講日の前1カ月以内に応急手当WEB講習を修了し、「受講証明書」をご提示ください。

 〇講習時間:普通救命講習編約60分
       上級救命講習編約120分
 

よくあるお問い合わせ

(質問1)普通救命講習ⅠとⅡの違いは何ですか?

 内容は成人に対する応急手当と同じですが、一定頻度者向けのコースとして普通救命講習Ⅱがあります。

(質問2)一定頻度者とは、どんな人を指すのですか?

 一定の頻度で、心肺蘇生を実施しAEDを使用すると想定される職業や立場の方をいいます。
 普通救命講習Ⅱが一定頻度者向けとなっております。

(質問3)子供に対する応急手当を学びたいのですが?

 「普通救命講習Ⅲ」が小児・乳児に対する応急手当を学ぶコースです。

(質問4)普通救命講習を受けずに、いきなり上級救命講習を受けてもいいですか?

 大丈夫です。上級救命講習は普通救命講習よりレベルが上という意味ではありません。
 上級救命講習は、成人・小児・乳児と幅広く応急手当を学び、さらにその他の応急手当について学んでいくコースです。

(質問5)応急手当普及員の認定の更新はどうしたらいいですか?

 次の2つの方法があります。

 (1) 上級救命講習を受講する。
 (2) 普通救命講習Ⅱと普通救命講習Ⅲを受講する。

(質問6)応急手当普及員の認定が切れてしまったのですが?

 認定日から3年間有効となっていますが、消防局からは更新の案内はしていません。
 認定期限間際になって「更新が間に合わない!」とならないように各自で早めの更新をお願いします。
 認定が切れてしまうと、再度普及員講習を受講しなければなりませんので、ご注意ください。

あなたの行動が命を救う ~心肺蘇生法(CPR)の重要性~

突然、目の前の大切な人が倒れたら、あなたはどうしますか?
その瞬間の行動が、命を左右するかもしれません。


心肺蘇生法(CPR)とは?


 心肺蘇生法とは、心臓が停止したときに行う応急処置です。胸を押す(胸骨圧迫)ことで、血液を全身に送り、呼吸が戻るまでの時間を稼ぐことができます。早期にCPRを行うことで、救命の可能性は格段に高まります。


誰でもできるCPR


 「私にできるの?」と不安に感じるかもしれません。でも心配はいりません。正しい方法を学べば、誰でもできるものです。大切なのは、「やらないこと」よりも、「やろうとする勇気」です。


今、あなたが学んでほしい


 いざという時、あなたが手を差し伸べることで、大切な命を救える可能性があるのです。私たちと一緒に、心肺蘇生法を学びませんか?その一歩が、誰かの未来を救うかもしれません。
 

心肺蘇生法(CPR)の手順       ※イラストについては、心肺蘇生の指針2020(市民用)より引用

1. 周囲の安全確認

  まず、自分と周囲の安全を確認しましょう。危険な場所での処置は避けるようにします。

2. 反応の確認


意識の確認
倒れている人に声をかけ、肩を優しく叩いて反応を確認します。反応がなければ、すぐに次のステップに進みます。


3. 119番通報とAEDの手配

人を呼ぶ119番・AED依頼
反応がない場合、すぐに119番通報を行い、可能であれば近くの人にAED(自動体外式除細動器)を持ってくるよう依頼します。


4. 呼吸の確認

呼吸の確認
 

10秒以内で呼吸の有無を確認します。胸と腹部の動きを見て正常な呼吸(普段どおりの呼吸)が見られない場合は、すぐに心肺蘇生を開始します。


5. 胸骨圧迫

胸骨圧迫圧迫方法圧迫位置

  • 倒れている人を仰向けに寝かせ、胸の中心(胸骨の下半分)に手の付け根を置き、もう一方の手をその上に重ねます。 
  • 腕をまっすぐに伸ばし、体重をかけて胸を強く、速く(1分間に100~120回のテンポで)、絶え間なく押します。押す深さは約5センチです。 
  • 圧迫と圧迫の間に胸が元の高さに完全に戻るようにします。                               
  • 6. 人工呼吸(可能な場合:訓練を積み技術と意思がある場合)

人工呼吸

  • 30回の胸骨圧迫を行った後、頭を後ろに傾け、顎を引き、気道を開きます。                                                         
  • 鼻をつまみ、口を覆い、通常の息を2回吹き込みます。吹き込みは1秒間ずつ行い、胸が上がるのを確認します。
  • 人工呼吸ができない場合は、胸骨圧迫のみを続けます。                                                                                            

7. AEDの使用

AEDショックショックボタン

  • AEDが到着したら、電源を入れ、音声指示に従います。                         
  • 電極パッドを胸に貼り付けます。AEDが指示を出すまで胸骨圧迫を続けます。                
  • ショックの指示があれば、周囲の安全を確認し、「ショックします」と大声で宣言し、誰も傷病者に触れていないことを確認してからショックボタンを押します。
  • ショック後、直ちに胸骨圧迫を再開し、救急隊が到着するまで続けます。 
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8.救急隊の到着まで

 
救急隊が到着するまで胸骨圧迫とAEDの操作を続けます。可能であれば、他の人と交代しながら行います。
 

感染症の流行を踏まえた応急手当(心肺蘇生法)について

 基本的な考え方(感染症が流行している状況の場合)

○倒れている人を発見した際は、すべて感染の疑いがあるものとして対応します。
○成人に対しては人工呼吸を行わず、胸骨圧迫とAEDによる電気ショックを実施します。
○乳児・小児に対しては、人工呼吸の訓練を受けたことがあり、人工呼吸を行う意思がある場合に限り、人工呼吸と胸骨圧迫をどちらも実施します。(フェイスシールドなどの感染予防の道具があれば活用してください。)

 心肺蘇生法の注意事項

○反応の確認、呼吸の確認の際は、自分の顔をあまり近づけないようにします。
 ※室内の場合は、窓を開けるなど換気をしましょう。

○倒れている人がマスクを着用していれば、外さずにそのまま胸骨圧迫を開始します。
 マスクを着用していなければ、マスクやハンカチ、タオル、衣服などで倒れている人の鼻と口を覆ってから胸骨圧迫を開始します。

○救急隊員に引継ぎ後
 救急隊員に引き継いだ後は、速やかに石鹸と流水で手指や顔を十分に洗いましょう。
 倒れている人に使用したマスクやハンカチなどは、直接触らないようにして廃棄します。

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このページについてのご意見・お問い合わせ

消防局救急課

〒273-0011千葉県船橋市湊町2-6-10

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日