世界的な指揮者として長年にわたり活躍 武藤英明さん
令和7年度外務大臣表彰を受賞!
船橋吹奏楽団出身で、令和6(2024)年1月に船橋市民文化ホールで13年ぶりに開催された「船橋第九演奏会」で指揮するなど、船橋市にゆかりが深く、世界的な指揮者として国内外で活躍する武藤英明さん。
チェコのマリアンスケー・ラーズニェ交響楽団名誉指揮者でもある武藤さんが、長年にわたり音楽を通じて日本とチェコの文化交流を促進し、両国の相互理解と友好親善に大きく貢献した功績を評価され「令和7年度外務大臣表彰」を受賞しました。
このことを松戸 徹市長へ報告するため、9月26日に船橋市役所を訪問しました。
チェコのマリアンスケー・ラーズニェ交響楽団名誉指揮者でもある武藤さんが、長年にわたり音楽を通じて日本とチェコの文化交流を促進し、両国の相互理解と友好親善に大きく貢献した功績を評価され「令和7年度外務大臣表彰」を受賞しました。
このことを松戸 徹市長へ報告するため、9月26日に船橋市役所を訪問しました。
船橋吹奏楽団から世界へ羽ばたき半世紀以上が経過
武藤さんは、中学3年生から船橋吹奏楽団に所属し、昭和51(1976)年にプラハへと渡りました。
「当初は、4~5年で帰国する予定でしたが、気づけば半世紀が経っていました」と笑う武藤さん。チェコを中心に、これまで多くのオーケストラを指揮してきました。そんな世界的な指揮者として活躍する武藤さんですが「軸足は常に船橋」と話すように、音楽をスタートさせた船橋を大切にしています。平成25(2013)年には、世界でも有数の美しい響きを持つプラハ・ドヴォルザーク・ホールの舞台に 、船橋ジュニア・オーケストラを導き、大成功を収めました。「子どもたちが感極まって泣いていた。当時、最年少だった子が今年22歳となり、社会人となったのか、と思うと感慨深いです」と、当時を振り返ります。
その後も、船橋の音楽活動の推進に尽力されてきた武藤さん。今回の受賞について「船橋抜きには考えられません。人が都市を創り ますが、同時にまちも人を造る 。私は“ふなばし”というまちの作品の一つだと思っています」といい「車のナンバーは“2784”です(笑)」と“船橋愛”を熱く語ってくれました。
「当初は、4~5年で帰国する予定でしたが、気づけば半世紀が経っていました」と笑う武藤さん。チェコを中心に、これまで多くのオーケストラを指揮してきました。そんな世界的な指揮者として活躍する武藤さんですが「軸足は常に船橋」と話すように、音楽をスタートさせた船橋を大切にしています。平成25(2013)年には、世界でも有数の美しい響きを持つプラハ・ドヴォルザーク・ホールの舞台に 、船橋ジュニア・オーケストラを導き、大成功を収めました。「子どもたちが感極まって泣いていた。当時、最年少だった子が今年22歳となり、社会人となったのか、と思うと感慨深いです」と、当時を振り返ります。
その後も、船橋の音楽活動の推進に尽力されてきた武藤さん。今回の受賞について「船橋抜きには考えられません。人が都市を創り ますが、同時にまちも人を造る 。私は“ふなばし”というまちの作品の一つだと思っています」といい「車のナンバーは“2784”です(笑)」と“船橋愛”を熱く語ってくれました。


プロフィール
昭和23(1948)年、長崎県生まれ
中学3年生から船橋吹奏楽団(※)に所属
昭和51(1976)年にプラハに渡り、指揮者ズデニェク・コシュラーに師事。チェコ・フィルをはじめ、フランクフルト放送交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、チューリッヒ交響楽団など、ヨーロッパの名門オーケストラを指揮し、世界的な指揮者として活躍。
平成7(1995)年放送、チェコを舞台に撮影されたNHK土曜ドラマ「八月の叫び」に指揮者役で出演し、俳優・大竹しのぶさんと共に主役を務める。
平成25(2013)年には、船橋ジュニア・オーケストラの希望でもあったプラハ公演を大成功に導き、令和6(2024)年1月に開催された船橋市民文化ホール開館45周年記念「船橋第九演奏会」で指揮を務めるなど、船橋の音楽活動の推進にも尽力。
中学3年生から船橋吹奏楽団(※)に所属
昭和51(1976)年にプラハに渡り、指揮者ズデニェク・コシュラーに師事。チェコ・フィルをはじめ、フランクフルト放送交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、チューリッヒ交響楽団など、ヨーロッパの名門オーケストラを指揮し、世界的な指揮者として活躍。
平成7(1995)年放送、チェコを舞台に撮影されたNHK土曜ドラマ「八月の叫び」に指揮者役で出演し、俳優・大竹しのぶさんと共に主役を務める。
平成25(2013)年には、船橋ジュニア・オーケストラの希望でもあったプラハ公演を大成功に導き、令和6(2024)年1月に開催された船橋市民文化ホール開館45周年記念「船橋第九演奏会」で指揮を務めるなど、船橋の音楽活動の推進にも尽力。
(※)船橋吹奏楽団とは
昭和30(1955)年7月「音楽を通して輪を広げよう」と名誉会長の箕輪 弘之氏を中心に船橋ボーイスカウト音楽隊のOB17名によって結成。 現在、年1~2回の定期演奏会を筆頭に、夏の吹奏楽コンクール、千人の音楽祭、ふなばしミュージックストリートなど、船橋市を中心としたさまざまな活動を行っている。