東京ヤクルトスワローズの若きスター 長岡 秀樹選手

更新日:令和7(2025)年1月1日(水曜日)

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山田さん1

2024シーズン、東京ヤクルトスワローズに欠かせない選手として飛躍を遂げた、船橋市出身(古和釜小 - 大穴中)の長岡 秀樹選手。

シーズン後半は、主軸としてバッティングでもチームを引っ張り、両リーグ最多の163安打で自身初となる最多安打のタイトルを獲得し、ベストナイン投票では両リーグ最多票を集めるなど、リーグを代表する選手となりました。

シーズンの振り返りから中高時代の思い出まで、長岡選手の軌跡を伺いました。

2024シーズンについて

対談

シーズンを振り返って

ヤクルトスワローズでは川端 慎吾 選手以来となる“最多安打“や、“ベストナイン“を獲得し、飛躍のシーズンを過ごした長岡選手。
「いいことも悪いことも、試合でたくさん経験することができました。結果としてタイトルを獲得できたことは、嬉しかったですし、自信にもなりました」とシーズンを振り返ります。

また、入団当初から定評のある守備でも、内野の要であるショートを守りながらも、リーグ2位の守備率を誇り、攻守にわたってチームをけん引しました。
過酷なポジションで、1年間試合に出場し続けることは「今季引退をされた青木 宣親 選手とシーズン前に初めて、一緒にトレーニングをしました。野球の考え方からトレーニング方法まで、たくさんのことを教えてもらいました。成長することができたし、この自主トレがなかったら活躍もできていなかったと思います」と活躍の要因を話します。

3年連続のオールスター選出

2024(令和6)年は、選手間投票での初選出となり、オールスターにも3年連続で出場しました。

ヤクルトスワローズのホーム神宮球場で7月に行われた“マイナビオールスターゲーム2024“第2戦では、打っては5打数3安打、守ってもファインプレーを魅せるなど大活躍。

「今回は神宮球場だったんですけど、いつもの神宮球場じゃなくて、360度見渡す限り全部から歓声をもらえて新鮮でした!お客さんの声援は、選手にもよく聞こえていますし、いつもすごくパワーをもらっています」と振り返ります。

2022年にはゴールデングラブ賞を獲得!

守備
139試合に出場した3年目の2022(令和4)年、打率.241、9本塁打、48打点をマークし、ショートのレギュラーとしてチームのリーグ連覇に貢献しました。

同年、守備の名手に贈られる“ゴールデングラブ賞”を、球団では宮本慎也選手以来、球団最年少で獲得。
 
「結果を残せたのは、僕だけの力じゃないですし、いい出会いもたくさんありました。僕に関わってくれている全ての方々に、本当に感謝しています」と周りへの感謝の思いを話します。
 

高校を卒業しプロの世界へ

市長と長岡選手
▲長岡選手と松戸徹船橋市長(2019年)
長岡選手
▲笑顔で話す様子

ドラフト5位でヤクルトスワローズへ

2019(令和元)年、ドラフト5位で東京ヤクルトスワローズから指名を受けてから、市役所で報告をした際「打撃・守備・走塁全てが今のままでは通用しないので、練習を重ね“日々成長”していきたいです。将来は神宮でチームの顔としてプレーし、ゴールデングラブ賞を取れる選手になりたいです」と話した長岡選手。
 
指名を受けた当時を今振り返ると「夢みたいな気持ちが正直ありました。僕がこの世界でやっていけるのかなっていう、疑いの気持ちを持っていました」と不安な気持ちであったことを明かしてくれました。

諦めかけた夢

今でこそプロという世界で活躍している長岡選手ですが、プロになるまでにも様々な苦悩がありました。
 
「小学3年までプロに行きたいとずっと思っていたのですが、やはり現実はすごく大変ですし、無理だなって1回諦めたんです。そのまま中学でも過ごし、高校でも過ごしていたんですが、高校2年の時に、当時3年の清宮 虎多朗(せいみや こたろう) 先輩が東北楽天ゴールデンイーグルス(現・北海道日本ハムファイターズ)に指名されプロになったことがきっかけで、プロに入るための基準が自分の中でもわかるようになりました。そこから、やっぱり夢でもあったプロを目指したいという気持ちが芽生え、意識するようになりました。」と話します。
 
その後も練習を続け、八千代松陰高校3年時には全国高校野球選手権千葉県大会で1番・遊撃手として準優勝に貢献。4回戦では、現・千葉ロッテマリーンズの横山 陸人(よこやま りくと) 投手から先頭打者本塁打も放つ活躍を果たし、見事プロ入りの夢をかなえました。

船橋の思い出

習志野台ワンパクズで野球をスタート!

幼い頃、父親は中学校の野球部監督を務め、兄も野球チームに入っていた長岡選手は3歳で野球を始めました。
「物心がついた頃から自然と野球をやっていました」と話す長岡選手は、小学1年生で学童野球「習志野台ワンパクズ」に入り、大穴中軟式野球部ではキャプテンとしてチームを引っ張る存在に。
「小・中学校時代は、とにかくたくさん練習したことが印象に残っています。特に中学校では基礎をしっかりやったおかげで、自分の売りである安定した守備につながっています。言葉で伝えるとか、先頭に立って引っ張るとかいう感じでもなかったので、あんまりキャプテンらしくはなかったと思います(笑)もっとそういうのが上手い選手は他にいました(笑)」と船橋で野球に打ち込んだ日々を振り返ります。

地元でも野球教室を!

同じ船橋出身で同じヤクルトスワローズで活躍するピッチャーの木澤尚文選手とは「地元船橋で野球教室がしたいね」と話をしているそう。
 
いつか実現してくれる日を楽しみにしています✨

公園でよく遊んだ幼少時代

船橋の印象について「船橋は公園が広くて、遊ぶとこがいっぱいある!覚えてる限り、子ども時代はすごい楽しかったですね。毎日外で遊んで、カードゲームやるのにも外に行って、公園のベンチでやって、飽きたら鬼ごっこして、ドッジボールして、サッカーして、そういうことができる環境が整ってたなあと思います」と笑顔で語ってくれました。

野球をしている子どもたちへメッセージ

「楽しく野球やれる環境で、でも目標はしっかりと持って取り組んで欲しいです。好きな野球を、嫌いにならず、楽しくやれればそれだけで幸せかなと思います!」
 
プロの世界で戦う長岡選手を、一緒に応援しましょう🔥

プロフィール

宣材写真

生年月日:2001年9月26日
身長体重:175cm 82kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ショート
出身地:船橋市
出身校:古和釜小学校(習志野台ワンパクズ)- 大穴中学校 - 八千代松陰高等学校
2019年、ドラフト5位で 東京ヤクルトスワローズへ

【タイトル】
ゴールデングラブ賞(2022年)
最多安打(2024年)
ベストナイン(2024年)

市長対談の様子をふなばしCITYNEWSで放送しています!

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