東京ヤクルトスワローズの若きスター 長岡 秀樹選手
2024シーズン、東京ヤクルトスワローズに欠かせない選手として飛躍を遂げた、船橋市出身(古和釜小 - 大穴中)の長岡 秀樹選手。
シーズン後半は、主軸としてバッティングでもチームを引っ張り、両リーグ最多の163安打で自身初となる最多安打のタイトルを獲得し、ベストナイン投票では両リーグ最多票を集めるなど、リーグを代表する選手となりました。
シーズンの振り返りから中高時代の思い出まで、長岡選手の軌跡を伺いました。
2024シーズンについて
シーズンを振り返って
ヤクルトスワローズでは川端 慎吾 選手以来となる“最多安打“や、“ベストナイン“を獲得し、飛躍のシーズンを過ごした長岡選手。
「いいことも悪いことも、試合でたくさん経験することができました。結果としてタイトルを獲得できたことは、嬉しかったですし、自信にもなりました」とシーズンを振り返ります。
また、入団当初から定評のある守備でも、内野の要であるショートを守りながらも、リーグ2位の守備率を誇り、攻守にわたってチームをけん引しました。
過酷なポジションで、1年間試合に出場し続けることは「今季引退をされた青木 宣親 選手とシーズン前に初めて、一緒にトレーニングをしました。野球の考え方からトレーニング方法まで、たくさんのことを教えてもらいました。成長することができたし、この自主トレがなかったら活躍もできていなかったと思います」と活躍の要因を話します。
3年連続のオールスター選出
ヤクルトスワローズのホーム神宮球場で7月に行われた“マイナビオールスターゲーム2024“第2戦では、打っては5打数3安打、守ってもファインプレーを魅せるなど大活躍。
「今回は神宮球場だったんですけど、いつもの神宮球場じゃなくて、360度見渡す限り全部から歓声をもらえて新鮮でした!お客さんの声援は、選手にもよく聞こえていますし、いつもすごくパワーをもらっています」と振り返ります。
2022年にはゴールデングラブ賞を獲得!
同年、守備の名手に贈られる“ゴールデングラブ賞”を、球団では宮本慎也選手以来、球団最年少で獲得。
高校を卒業しプロの世界へ
▲長岡選手と松戸徹船橋市長(2019年)
▲笑顔で話す様子
ドラフト5位でヤクルトスワローズへ
諦めかけた夢
船橋の思い出
習志野台ワンパクズで野球をスタート!
「物心がついた頃から自然と野球をやっていました」と話す長岡選手は、小学1年生で学童野球「習志野台ワンパクズ」に入り、大穴中軟式野球部ではキャプテンとしてチームを引っ張る存在に。
「小・中学校時代は、とにかくたくさん練習したことが印象に残っています。特に中学校では基礎をしっかりやったおかげで、自分の売りである安定した守備につながっています。言葉で伝えるとか、先頭に立って引っ張るとかいう感じでもなかったので、あんまりキャプテンらしくはなかったと思います(笑)もっとそういうのが上手い選手は他にいました(笑)」と船橋で野球に打ち込んだ日々を振り返ります。
地元でも野球教室を!
公園でよく遊んだ幼少時代
野球をしている子どもたちへメッセージ
プロフィール
生年月日:2001年9月26日
身長体重:175cm 82kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ショート
出身地:船橋市
出身校:古和釜小学校(習志野台ワンパクズ)- 大穴中学校 - 八千代松陰高等学校
2019年、ドラフト5位で 東京ヤクルトスワローズへ
【タイトル】
ゴールデングラブ賞(2022年)
最多安打(2024年)
ベストナイン(2024年)