船橋育ちのイラストレーター山田タクヒロさん
船橋市坪井町出身のイラストレーター山田タクヒロさん。
広告書籍の挿絵、雑誌の表紙、店舗のロゴデザインを手掛けるなど、幅広く活躍されています!
また、イラストレーターとして活躍する一方で、「鳥」をテーマにした創作活動「鳥とサムシング」 にも取り組んでおり、マルチな才能を発揮しています!
今回は、山田さんの生い立ちや作品の魅力をお伝えします♪
船橋で育った学生時代
――船橋市で生まれ育った山田タクヒロさん。幼少期はどのように過ごされていましたか。
坪井町に住んでいて、当時はあまり開発が進んでいなく森が多かったので、竹やぶで秘密基地を作って遊んだり、また、父が看板屋だったので余った端材を使って工作をしたりしていました。落書きも大好きで、新聞の折り込みチラシの裏が白紙だと「やったー!」と喜んで、夢中で落書きしていたのを覚えています(笑)。
――小・中学生時代はどのように過ごされていましたか。
市内の薬円台小学校に通っていました。新聞係に立候補し、学校新聞の4コマ漫画を描いていました。また、卒業文集で先生の似顔絵を描くなど、イラストを描く機会は多かったですね。
卒業後は習志野台中学校に通いました。部活動はソフトテニス部に入部し、仲間たちと切磋琢磨し練習する傍ら、ゲームセンターにもよく通っていましたね。当時、ファミリーコンピューターが流行していましたが、ファミコンのビット数よりゲームセンターのアーケードゲームのビット数のほうが高いので、ゲームの画面が細かく美しいんですよ!そのきれいなビジュアルを見たいがために足繁く通っていたところもあります(笑)。
イラストレーターという仕事
――イラストレーターを目指したきっかけは何ですか。
イラストレーターという仕事を意識し始めたのは、高校生のころに母が買ってきてくれた「イラストレーションファイル」という著名イラストレーターの仕事を紹介した書籍をみて「いいなこの職業…!」と思ったのがきっかけです。ただ、進路相談で担任や美術の先生にそのことを伝えると、美術の世界は厳しいよといわれることが多かったですね。美術以外に興味のあることが特段なかったので、なんとなく大学は社会学部を受験したのですが、全て落ちてしまいました。そこで「どうせ1年間浪人するなら興味のあることを極めた方がいい!」と思い、絵の勉強を始め、美術大学を目指しました。本格的に美術の道に進みたいと思ったのはそれからです。
――イラストレーターのやりがいを教えてください!
自分の作成したイラストを、出版の方やデザイナーの方が喜んでくれて、いざ印刷されて本屋に並んだときです。
何十年とこの仕事を続けていますが、今でもとてもうれしく、やりがいを感じます!
▲山田さんがイラストを手がけた絵本の数々。親しみやすく明るい絵柄が特徴的。
創作活動「鳥とサムシング」
ロゴデザインを手がけている船橋のお店
▲山田さんが手がけた船橋市内のお店のロゴデザイン
11/23(土曜日)~12/1(日曜日)開催! 1周年企画展『Le 1er perche』「Ryme et Flow.×鳥とサムシング」
♢山田タクヒロさん プロフィール♢
イラストレーター。船橋市坪井町出身。船橋市立薬円台小学校→船橋市立習志野台中学校→千葉県立芝山高等学校→日本大学芸術学部美術学科 を卒業。
ペン画や木版画、アクリル絵の具、デジタルなど、複数のタッチを使い分けながら制作。
書籍や広告、webなどへのイラストレーション、店舗のロゴ制作など様々な媒体で活躍中。
近年では鳥をテーマにした作品を制作、展示している。
Instagram:https://www.instagram.com/coquetcocco/
facebook :https://www.facebook.com/takuhiro.yamada.7