【答え】1.ドラム
【解説】後藤さんは、パラリンピック閉会式のオープニングパートで楽器を演奏した4人のうち、ドラム演奏を担当。小さい体が見えるよう立って演奏し、可愛らしい見た目からは想像できないパワフルなステージで会場を沸かしました。
会場を盛り上げた2人
後藤さんは、身長や手足が伸びない先天性の難病「軟骨無形成症」で、身長115 センチの小さい体を生かして俳優・モデルとして活動しています。10歳からドラムを始め、高校時代には友達とバンド活動をしていました。
閉会式当日は、ピンクの髪色、色鮮やかな衣装で登場。高所にあるリフターステージで、小さい体が分かるように、立った状態でパフォーマンスを披露しました。「選手の方がすごく盛り上がっていて、ずっとワクワクした気持ちだった」と感想を話しました。
後藤さんの閉会式の衣装(後藤さんのツイッター@chibitter115より引用)
もう一人のパフォーマーは、現在高校生で、生まれつき視覚障害のある小汐唯菜さん。10歳から本格的に声楽を学び始め、小学校6年のときに「ヘレンケラー記念音楽コンクール」の入賞経験があります。パラリンピック閉会式の終盤で、ルイ・アームストロングのジャズの名曲「What a Wonderful World(この素晴らしき世界)」を透き通るような美しい歌声で歌い上げ、式典を彩りました(写真右)。
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