船橋競馬場がテーマパークへと進化中!?

更新日:令和4(2022)年6月13日(月曜日)

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※この記事はバックナンバーです。

令和6年春に、船橋競馬場が生まれ変わる!

ロマンティックな雰囲気のナイター競馬“ハートビートナイター”が人気の船橋競馬場。馬場と客席の距離が近く、臨場感あるレースを観戦できます。

そんな船橋競馬場では、より幅広い世代で楽しめる施設に生まれ変わろうと、令和6年春の完成に向けて大規模な改修工事がされています。

リニューアル後は、緑豊かな広場や馬と触れ合えるエリアなどが新設され、大人だけでなく小さなお子さんも楽しむことのできる施設へと大変身!さらに、入口が今よりもららぽーとTOKYO-BAYやビビット南船橋方向に設けられるため、ショッピングへのアクセスも抜群に。また、観覧スタンドは、災害時の一時避難所にもなるスタンドへと生まれ変わります。

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画像:完成イメージ図

場内に設置されている工事中のフェンスには、新スタンドのイメージ図や船橋競馬場の歴史を紹介した全長19メートルものパネルが掲示されています。

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※現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため入場できません。

また、スタンドを解体工事している様子等を収めた映像が船橋競馬場公式YouTubeチャンネル(外部リンク)からご覧いただけます。

あなたは知ってる?船橋競馬場 3つの”初”

船橋競馬場はオートレース発祥の地

1950年10月29日、日本初のオートレース場が船橋競馬場内に誕生。1968年に南船橋駅の南側に移転するまでは、馬場内のダート走路でオートレースが開催されていました。航空写真でみられる二重の楕円のうち、内側のコースがオートレースのコースです。

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船橋競馬場には、オートレース発祥の地を記念したモニュメントがあります。(右写真)

地方馬初!獲得賞金1億円の名馬はこの地から

地方競馬屈指の名馬を何頭も輩出している船橋競馬場。なかでも、1975年に活躍していたマルイチダイオー(下写真)は、地方競馬で初めて、獲得賞金1億円を突破しました。そのほか、中央競馬の重賞を制し、船橋競馬場1600メートルのレコードを未だ破られていないアブクマポーロや、G1レースで6勝を挙げ「最強の地方馬」として知られたフリオーソなど多くの名馬を生んできました。

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地方競馬初のテレビ中継

1953年、地方競馬初となるテレビ中継が日本テレビにより船橋競馬場で行われたことを記念して、「日本テレビ盃」が創設されました。現在、日本テレビで競馬の生中継は行われていませんが、レース名はそのままに。中央・地方の有力馬がこのレースへの出走を秋初戦に選ぶことも多く、優勝馬には地方競馬最高賞金を争うJBCクラシックへの優先出走権が与えられます。