甘くてみずみずしい!“船橋の秋大根”

更新日:令和4(2022)年6月13日(月曜日)

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※この記事はバックナンバーです。

ご存じですか?船橋の大根

おでん、鍋、煮物……寒くなるこの季節には温かい食べ物が恋しくなります。これらの料理に欠かせない食材といえば、そう「大根」です!

大根 畑

実は、市内で作られている野菜の栽培面積で、大根は人参、ほうれん草に次いで第3位となっています。主に三咲、八木が谷、豊富など市内北部を中心に栽培され、明治時代からこの地域で作られている船橋に根付いた野菜です。現在は約200 軒の農家で栽培しています。

船橋市内で栽培されている野菜の面積

栽培面積(ha) 県順位
にんじん 91 6
ほうれん草 82 3
大根 80 8
キャベツ 53 2
ねぎ 36 4

みずみずさと甘さが特徴の“秋大根”

市内で主に栽培されているのは「青首大根」で、春先にとれる「春大根」と秋から冬にかけてとれる「秋大根」があります。秋大根は春に比べて水分量が多いため、みずみずしいのが特徴です。

秋大根はお盆過ぎの8月中旬から種をまき、50~60日程度で収穫を迎えます。今年は酷暑や天候不順など大根にとって過酷な状況で、少し収穫の時期が遅れましたが、「台風の影響で収穫量が2、3割減った昨年に比べ、今年は例年通りの量が見込めそうです」と農家の柳澤さんは笑顔を見せます。

柳沢さん

寒暖差で成長し、気温が下がると糖分が増すので、霜が降りてくる11月頃から甘みが出てきて、さらにおいしくなります! 

新鮮な船橋産大根を食べてみよう!

秋大根は10月から12月まで味わうことができます。収穫された大根は市場に出荷するほか、直売所を構える農家では直接販売を行っています。

また、船橋市内のスーパーマーケット「マックスバリュ」の産直コーナーなどには、市場に出回らない゛葉が付いたままの大根”が販売されています。葉付きの大根は新鮮な証拠!さらに、大根の葉はほうれん草よりもカルシウムが豊富で、栄養満点です。地元だから出荷できる「葉付き大根」を、見かけたらぜひ食べてみてはいかがでしょうか♪

大根を使ったメニューをご紹介

大根のごまみそ和え

だいこんごまみそ
材料(4人分)
  • 大根…1/4本
  • ニンジン…1/2本
  • キュウリ…1本
ごまみそだれ
  • すりごま …小さじ1と1/2
  • 砂糖…小さじ1
  • みそ…大さじ1
  • みりん…小さじ1

作り方

  1. 大根、ニンジンは皮をむき、千切りにして軽く塩を振る。
  2. キュウリを千切りにし、軽く塩を振る。
  3. ごまみそだれの砂糖・みそ・みりんを合わせてひと煮たちさせ、すりごまを加えてよく混ぜる。
  4. 1と2の水気を絞り食べる直前に3で和える。

(提供:船橋市栄養士会)

葉を主役に!農家さんおすすめメニュー

葉付き大根の天ぷら

天ぷら

大根の葉とニンジン、コーンを混ぜてかき揚げに!大根おろしをたっぷり乗せて、めんつゆをかけていただきます。

葉付き大根のチャーハン

チャーハン

細かく刻んだ葉がシャキシャキしておいしい♪大根の葉を使ったチャーハンです

市内の直売所情報は「農水産物直売所マップ」をご覧ください

大根の初出荷の様子をふなばしCITYNEWSで放送しました!下記の画像をクリックすると映像が見られます

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