おいしい船橋の「ぶどう」ができるまで~生育日記~

更新日:令和2(2020)年7月3日(金曜日)

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近年、梨農家を中心に生産者が増えている船橋の「ぶどう」。全国的に有名な産地ではありませんが、味の良さはピカイチ!旬の時期である9~10月には市内約30か所の直売所で買うことができます。

農作物の栽培試験や研究、市内農家さんからの相談に対応している船橋市農業センターでは、船橋で作りやすい品種や適している栽培方法などを研究するため、13品種を栽培試験し、農家さんへ情報提供を行っています。そこで、ぶどうが収穫できるまでを農業センターからお届けします!

Vol.2 6月24日

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前回から2週間経ち、実がかなり大きくなってきました!

2回目のジベレリン処理を行った後、実をさらに選別(摘粒)していきます。「せっかくたくさんできたのに、切るなんてもったいない!」と思うかもしれませんが、前回の摘粒で残していた実が大きくなり、ぶつかって潰れてしまうと成長を妨げてしまいます。

ここで重要なのは、ただ数を減らせばいいというわけではなく、最終的に目指す房の形を想像して、それに近づけるように摘粒していきます。このほか、傷があるもの、形や育ちのよくない実なども切り落とします。

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残す実を傷つけないように、慎重に作業します。

摘粒が完了した房から、ぶどうを虫や病気から守るために「袋かけ」を行います。梅雨時期は病気になりやすく、できるだけ早く袋かけをしたいので、摘粒は時間との戦いです。このような手間ひまをかけ、おいしいぶどうが出来上がるのですね。

今後も農業センターで育つぶどうの成長をレポートしていきますので、お楽しみに♪

Vol.1 6月8日

花が開花し、実が成長し始める6月に、種無し処理と実を大きくするための溶液に浸す゛ジベレリン処理”」を行います。2週間後再度同じ処理を行いますが、その間に、適度に実を間引く゛摘粒(てきりゅう)”もします。1粒1粒ハサミで切り落とすため、細かくて時間のかかる作業ですが、これにより実が潰されず大きく成長します。今年は気候に恵まれ、今のところ生育状況は順調です!

ジベレリン処理画像

1房ずつ溶液に浸す「ジベレリン処理」

摘粒画像

「摘粒」は房のバランスを考え、小さな実を1粒1粒切り落とす大変な作業です