【答え】1.『つむぐもの』は森沢明夫さん原作ではありません

更新日:平成30(2018)年8月31日(金曜日)

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正解
【解説】船橋市出身・在住、今を時めく人気作家の森沢明夫さん。作品が次々と映像化されることで知られています。有村架純さん主演『夏美のホタル』、鈴木杏樹さん主演『ライアの祈り』は、いずれも森沢明夫さんの同名小説が原作です。
吉永小百合さん主演『ふしぎな岬の物語』は、森沢明夫さんの小説『虹の岬の喫茶店』が原作。北米最大規模の映画祭「モントリオール世界映画祭」で審査員特別賞グランプリを獲得したヒット作品です。

選択肢の中で唯一、森沢明夫さん原作ではない作品が『つむぐもの』。石倉三郎さんが演じる和紙職人が、キム・コッピさんが演じる勝気な韓国人女性に「介護」されることになり、衝突を繰り返しながらも深い絆を育んでいく物語です。今や映画・ドラマに引っ張りだこの吉岡里帆さんら、脇を固める俳優陣の演技も光るこの作品は、映画ファンのみならず、福祉関係者の間でも話題を集めました。この映画の監督が犬童一利さん、脚本が守口悠介さん。そう、このふたりは『きらきら眼鏡』でも監督・脚本を務めているコンビです!

森沢明夫さんも『つむぐもの』を観ており、これに感銘を受けて、『きらきら眼鏡』映画化にあたって自ら犬童監督にオファーしたそう。そんな経緯で、森沢明夫さん原作、犬童一利さん監督、守口悠介さん脚本という、最強の布陣が完成したというわけです。

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『きらきら眼鏡』原作者 森沢明夫さん

画像
撮影:タカオカ邦彦

船橋市出身、在住の作家。早稲田大学人間科学部卒業。これまでに手掛けた作品は多くが映像化され、原作・映画作品等ともに高い評価を受けているヒットメーカー。小説、エッセイ、絵本、ノンフィクションなど、幅広い分野で活躍中。

代表作

(小説)
海を抱いたビー玉
津軽百年食堂(オリエンタルラジオ藤森慎吾さん/中田敦彦さん主演で映画化)
青森ドロップキッカーズ
ラブ&ピーナッツ ※文庫化にあたり「東京タワーが消えるまで」に改題
夏美のホタル(有村架純さん主演で映画化)
虹の岬の喫茶店(「ふしぎな岬の物語」として吉永小百合さん主演で映画化)
あなたへ(高倉健さん主演の映画脚本をもとに小説化)
ライアの祈り(鈴木杏樹さん主演で映画化)
大事なことほど小声でささやく
癒し屋キリコの約束(遼河はるひさん主演の連続ドラマとしてフジテレビ系全国放送)
キッチン風見鶏 など

(その他)
ラストサムライ 片目のチャンピオン武田幸三(ノンフィクション)
あおぞらビール(エッセイ)
ゆうぞらビール(エッセイ)
東京湾ぷかぷか探検隊(エッセイ) など