【解説】金井浩人さん演じる主人公の「立花明海」の職業は「駅員」。これは森沢明夫さんの原作小説とは異なる、映画独自の設定なんです。他にも映画化にあたって、原作の良さはそのままに、独自の設定や展開がいくつか用意されています。原作をすでにお読みの方は、小説と映画の違いも楽しみに観てみましょう！

なお、主人公が駅員ということで、映画の中には駅のシーンが何度も登場します。このロケに全面協力してくれたのは、船橋市とその周辺を運行している「東葉高速鉄道」のみなさん。また、乗客等を演じるため、多数の市民エキストラが参加しました。終電から始発までの時間を使って撮影するため、ロケは深夜に行われましたが、のべ約350人ものエキストラが集まったそう！

金井浩人さんは、本作が本格的な映画デビューとなる、期待の新人。駅員を演じるにあたり、役作りのため実際に北習志野駅で就業体験をしたそうです。その熱演を、ぜひ劇場でご覧ください！

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『きらきら眼鏡』キャスト

金井浩人さん（立花明海役）

主人公の「立花明海」を演じる金井さんは、本作が本格的な映画デビューとなる新人。
本作の犬童一利監督いわく、この規模の作品では通常、新人が主演を務めるのは難しいとのこと。しかしながら、監督が講師を務めたワークショップでその稀有な演技力を見出され、通例を覆しての大抜擢となりました！　全国の映画ファンから大いに注目を集めることでしょう。

池脇千鶴さん（大滝あかね役）

平成13年に「連続テレビ小説　ほんまもん（NHK）」の主演を務めた池脇さん。その後も数多くのキャリアを積み、平成29年7月～放送の連続ドラマ「ごめん、愛してる（TBS）」にもレギュラー出演しました。映画では「ジョゼと虎と魚たち」「そこのみにて光輝く」などに主演し、多くの映画祭で受賞。人気と実力を兼ね備えた女優として知られます。

安藤政信さん（木場裕二役）

平成8年、映画「キッズ・リターン」で新人賞を総なめにし、その後は日本だけでなく、海外でも活躍。平成29年7月～放送の連続ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season（フジテレビ）」にレギュラー出演しました。映画「サトラレ」の主演など、数々の難役をこなしてきた安藤さん。“きらきら眼鏡”ではどんな演技を見せてくれるのでしょうか！

古畑星夏さん（松原弥生役）

雑誌「ニコラ」や「ViVi」などでモデルとして活躍し若い世代から絶大な人気を誇る古畑さん。近年は女優としての活躍もめざましく、初主演映画「人狼ゲーム　ラヴァーズ」をはじめ2017年だけで既に5本の映画に出演。ドラマでは2017年10月クールの「コウノドリ（TBS）」にてレギュラー出演、「ラブホの上野さんSeason2（フジテレビ）」では連ドラ初ヒロインで出演し、最近では2018年度上半期放送の「半分、青い。（NHK）」で連続テレビ小説初出演を果たすなど、今期待の若手女優です。

杉野遥亮さん（小山田孝之役）

第12回FINEBOYS専属モデルオーディショングランプリ受賞後、映画「キセキ-あの日のソビト-」で俳優デビュー。以降、ドラマ「地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子（日本テレビ）」や「嘘の戦争（フジテレビ系列）」、映画「兄に愛されすぎて困っています」など数々の話題の作品に出演しています。原作の舞台船橋市に隣接する千葉県八千代市出身の人気モデル/若手俳優です。

片山萌美さん（秋野正枝役）

2012年ミス日本として国内外で活動以降、舞台女優のかたわら、数々の表紙を飾りグラビアでも話題に。映画「教科書にないッ！」で映画初主演を務め、「大河ドラマおんな城主直虎（NHK）」や「特命係長只野仁（テレビ朝日）」などのドラマにも出演。2018年には、近代日本文学の世界的文豪・谷崎潤一郎原作を実写映画化した主演作、映画「富美子の足」が公開されました。