平成28年度緑のカーテンコンクールの結果を発表します

　緑のカーテンのさらなる普及啓発を目的として、市民の部、事業所・公共施設の部、緑のカーテンマスターの部の3部門に分け、緑のカーテンの生育状態等をもとに審査、コンクール形式で競いました。
　市民の部へは105名、事業所・公共施設部門へは44か所、緑のカーテンマスターの部には3件の応募がありました。

船橋市長賞

工夫度、外観など総合審査で一番優れた作品が選ばれました。

個人の部

川崎　昇 様

コメント  

　我が家では、南側のテラス前に芝生をカットして2階軒先まで届くようにネットを張り、陽射しカットと緑のカーテンの清涼感、収獲される実を楽しみにしています。日々成長が楽しみで、町会の多数の方と成長を競い合い、結果地域全体に緑が増え、地球温暖化に対する関心が高まりました。

　ゴーヤの緑のカーテンのおかげで、今年の夏も冷房は未使用です。

事業所・公共施設の部

飯山満小学校 様 

コメント　 

　たくさん植えたので種類や植えた日がバラバラで、成長に差がありました。また、校舎一面（約85ｍ）に植えたので、水やりが大変でした。しかしゴーヤがたくさんできて子供たちは大喜びで、授業の食材や地域の方に配りました。土日の開放時、来校の方に声をかけていただき、関心の高さに驚きました。

　よく繁ったカーテンは室内が暗くなるので、若干成長の悪い方が省エネ的では、と感じました。

船橋市公園協会賞

市長賞に次ぐすぐれた作品が選ばれました。

個人の部

寺井　時夫 様

コメント 

　孫たちが今年何本とれるか楽しみに来てくれました。通り側、緑のカーテンの通路となり道行く人が「涼しそうでいいですね」と声をかけてくれます。室内が暗くなりましたが、今年はエアコンをあまり使用しないで済み節電になりました。

＊寺井様は、昨年の公園協会賞に引き続き2度目の受賞です。
 

 事業所・公共施設の部

海神公民館　ボランティア 様

 コメント　   

　今年も4月ボランティアが集結。ゴーヤの棚づくりに精を出しました。ピシッと張られたネットは収穫が終わるまでたるむことなく、美しい姿のままで私たちの自慢です。利用者からも、「今年も素敵ですね」「立派ですね」と声をかけていただきました。写真は和室から見たゴーヤ棚です。皆様に癒しの空間を提供しています。

＊海神公民館ボランティア様は、21年に市長賞、24年と27年には公園協会賞を受賞されました。

船橋市地球温暖化対策地域協議会賞

船橋市公園協会賞に次ぐすぐれた作品が選ばれました。 

個人の部

石塚　重治 様

コメント　 

　リビングは窓から2.5ｍ離れたところにゴーヤを植え付け、窓に向け逆さＬ字に這わせます。窓から離すことで部屋は明るくうっとうしさはありません。和室のフウセンカズラは葉が細かく株間を詰めて植えても部屋が暗くなく、風の通りも良く眺めも気に入りました。アクセントの朝顔も美しく見えました。西瓜やスズメウリを育てたので、知らない方とも色々会話ができて楽しいです。

＊石塚様は、24年に特別賞を受賞されました。

事業所・公共施設の部

高根小学校 様

コメント    

　正門を入ってすぐ右側にある高さ12ｍのゴーヤのカーテンは登下校時の児童や来校者の目に入るので、かなりのインパクトがあり癒されたと思います。2階ベランダのネット張りと、雑草取りが大変でした。花壇と花壇の間はプランターでつないだので、横に長いカーテンにすることができました。

＊高根小学校様は、26年に特別賞、27年に 船橋市地球温暖化対策地域協議会賞を受賞されました。

特別賞

創造性に優れた作品が選ばれました。

個人の部

保坂　榮次 様

コメント 

ベランダの南面にネットを張り、蔓の誘導と果実が垂れ易くしています。ベランダにもロープを張り巡らせ蔓を誘導、緑のカーテンのおかげで1階は涼しく、日中でも扇風機のみで涼をとりエアコンは未使用です。緑のカーテンが心身ともに癒してくれているのを実感します。

和田　正義 様   

 コメント　 

　異なる種類の苗を購入し、混ぜて植えています。太く短いものの他に細長く短いものも。キュウリを間に入れておくとゴーヤより早くできるので、長い期間楽しめます。朝顔も色を添えてくれます。

松永　武彦 様   

コメント 

外からも中からもとても雰囲気が良くなりました。とにかく涼しいです。一人で全部やりましたので、童心に帰った気になり楽しく過ごすことができました。採りたてで作るゴーヤチャンプルは最高です。別紙日記帳を作ってみました。子供の頃を思い出しながら楽しく作ることができました。

事業所・公共施設の部

障害者支援施設　ローゼンヴィラ藤原 様  

コメント　 

建物の内側から見える風景がちょうど太陽の光を和らげて、とても綺麗な黄緑色に光る葉が見とれるぐらいに素敵でした。摘心を多く行い脇芽が多く蔓が伸び本数も増えたので、立派なカーテンにすることができました。外から見ると緑の壁ですが、内側は木洩れ日の素敵なカーテンです。

社会福祉法人恵泉福祉会　船橋光の子保育園 様 

コメント 　 

　子供達に植物が育ち収穫する喜びを感じて欲しい事や、心地よい日差しの中で過ごせたらと思い、4色の朝顔、緑・白ゴーヤの苗を植えました。子供たちはゴーヤを収穫し大喜び。地域の方から声をかけて頂き、交流も増えました。

 二和小学校 様　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

コメント　 

プランターでの栽培であったため、成育が今一つでしたが、8月に入り大きく成長しました。4年と栽培委員会の児童が心を込めて成長を見守りました。

 コミュニティー賞

「緑のカーテン」の育成を通して、コミュニケーション活動を活発に行った町会等を表彰します。

西高根町会 参加人数　　32名	町会として4年連続参加。 昨年の参加数（24名）を上回る参加がありました。 また、西高根町会は町会としても緑のカーテンコンクールを実施しています。
南本町都疎浜自治会 参加人数　　29名	町会として3年連続参加。 昨年の参加数（23名）を上回る参加がありました。 　また、成長の過程の写真を町会としてまとめ、市に報告していただきました。

金賞

　過去に 緑のカーテンコンクールにご応募いただき、

・5年間に市長賞を2回受賞
・市長賞1回、船橋市公園協会賞または船橋市地球温暖化対策地域協議会賞を2回受賞

のいずれかに該当された方が対象です。

　今年は3件の参加があり、審査の結果受賞者が決まりました。

社会福祉法人清和会特別養護老人ホーム　第2ワールドナーシングホーム 様

コメント

　プランターではすぐに水と肥料が流れるため、土の上5cm位溜める程水やりをしました。また、今年は蔓を高く伸ばすため脇芽も摘みましたが実が少なく感じました。ともあれ、立派に成長し緑のカーテンとなりました。毎年よくこれだけのゴーヤの棚ができますね、とご近所の方々は感心してくれます。苦労はしますが、緑の優しいカーテンは心を和ませてくれました。

今年の特徴

　平成28年度、緑のカーテンコンクールに多くの市民・事業所・公共施設から応募をいただき、ありがとうございました。
　コンクールへの参加は152件、コンクールには参加せず結果のみの報告は70件、合計222件の観察記録を頂きました。写真はどれも緑いっぱいで心が癒されるものばかり。また、結果の報告は苦労話や笑い話であふれていました。審査する私たちはそのひとつひとつを丁寧に読み、共感したりおどろいたり。皆様のおかげで充実した時間を持ち審査することができました。

　今年観察記録で目についたのが、パッションフルーツです。この他にもいろいろなフルーツの名前があがっていました。ゴーヤに限らず実もおいしいつる性の植物は「涼しさ」だけでなく、「おいしさ」にもつながって一石二鳥。でも育てるにはそれなりのコツと努力がいるとのことでした。

　さて、市役所前時計台横のアーチは、昨年に引き続き白ゴーヤと緑のゴーヤを育てました。昨年のダンゴ虫被害を受けて、今年は苗にカバーを付けるなどして対策をとったのですが、やはり数本犠牲になってしまいました。まだまだ対策が甘かったようです。「来年こそは！」と今から対策に燃えています。

　来年も多くの方の参加と報告をお待ちしています！

 表彰式

　平成28年11月12日（土曜日）　13時中央公民館 6階にて行われました。

市長賞(個人の部）	市長賞（事業所・公共の部）