平成24年度緑のカーテンコンクールの結果を発表します

緑のカーテンのさらなる普及啓発を目的として、市民部門、事業所・公共施設部門の2部門に分け、緑のカーテンの生育状態等をもとに審査、コンクール形式で競いました。
市民部門へは62名、事業所・公共施設部門へは44か所から応募がありました。
また、11月17日（土曜日）に中央公民館にて表彰式を開催しました。

船橋市長賞

工夫度、外観など総合審査で一番優れた作品が選ばれました。

個人の部

渡邉 千春 様

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今年は特にプランターに肥料を追加しました。台風で一時は枯れましたが、何とか復活し、電気代が去年より3,000円安くなっていました。エアコンの室外機に緑のカーテンが重なり、エアコン効率が良かった気がします。来年は地植えを増やし、ゴーヤとアサガオのバランスを考え、ちょうやハチの訪れも楽しみたいです。

事業所・公共施設の部

社会福祉法人清和会特別養護老人ホーム第二ワールドナーシングホーム 様

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プランターを大型のものに変えて挑戦しました。台風の被害を受け、残った2割の苗に希望を持ち、ゴーヤの他にかぼちゃ・夕顔を追加しました。夕顔は夏の日差しを受け順調に育ち収穫時期を迎えました。旬のものを食べることは長寿の秘訣！と利用者に喜ばれました。緑のカーテンは節電効果、室内から見る風景と収穫をする喜び等、心を和ませてくれます。

船橋市公園協会賞

市長賞に次ぐすぐれた作品が選ばれました。

個人の部

小屋野 京子 様

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日差しが強いため、昨年から取り組んでいます。室内は涼しく、母が元気になりました。

事業所・公共施設の部

海神公民館ボランティア 様

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6月19日の台風の影響で芽先が痛み、回復が危ぶまれましたが、ボランティアの方々の努力で何とか回復を取り戻すことができとてもうれしく感じました。今年も頂点に達したとき、先をつまみ横に伸ばすことを心がけました。害虫予防として、消毒剤の顆粒を数回撒く、および追肥をしました。昨年と比較して、目標の10％節電となりました。

 船橋市地球温暖化対策地域協議会賞

公園協会賞に次ぐすぐれた作品が選ばれました。

個人の部

岩渕 友子 様

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8年前からゴーヤを育てています。今年は下から上にゴーヤ・あさがお・ふうせんかづら、高いベランダからからグラリオの赤白花を植えたので、植物同士が隙間なく繋がり、花の彩りもあって大満足の緑のカーテンになりました。心と体が癒され、実の収穫や家族との会話も増して、心身の栄養にもなっています。

事業所・公共施設の部

宮本小学校 様

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6月26日に植えたゴーヤの苗が順調に育ち、蔓の先端が2階ベランダまで伸び、夏休みの自由研究に扱った児童もいるほど見事になりました。
9月に登校した児童がその見事さに驚くとともに、一面の緑は児童の目にも優しく癒し効果もあります。
直射日光を遮り涼しいだけでなく、花の作りなど理科の学習にも活かされています。

特別賞

創造性に優れた作品が選ばれました。

個人の部

松嵜 和彦様

コメント
今年は4月から土作り、苗作りを始めて、立派に育ちました。緑のカーテンというよりは、緑のウオール（壁）が南側の強烈な陽射しを柔らかな木漏れ日に変えてくれました。緑のカーテンは育てる楽しみ・収穫の喜び・食卓の彩り・省エネ効果（電力使用量の1昨年比27．4％）も大きかったです。

石塚 重治 様

コメント
台風の強風で痛めつけられ、一時はダメかと思いましたが生き残った脇芽を大切に育てて何とかカーテンが完成しました。
窓から離すことで風の通りが良くなり実がなると傾斜の部分に次々と下がって見た目も楽しく収穫もしやすいです。
日差し除けのほか育てる楽しさ、実のなる楽しさ、収穫の喜び・・・今後も続けていきたいです。

髙橋 博様

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5月中旬に苗を定植してから約1か月、台風4号の大風が吹きました。苗は相当傷められたが1か月もしないで回復。生命力に驚きました。
ふうせんかずら・るこう草とも植えてみたが、あまりよく育ちませんでした。ゴーヤばかりだとむさくるしいカーテンになります。
カーテンにはデメリットもあると思います。たとえば室内が暗くなってしまう等、それらも覚悟すべきでしょう。

事業所・公共施設の部

夏見台幼稚園・夏見台保育園様

コメント
子供たちの遊び場・砂場がここちよい日陰のオアシスになりました。そして毎日毎日少しずつ大きくなるゴーヤを見ては「あっ、これもう食べられる？」という声が保育者よりも先に見つけてとびかっていました。食育の良いきっかけにもなり、まさに一石二鳥。取り組んでよかったです。

医療法人弘仁会ロータス保育園様

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屋上に『緑の屋根』、グラウンドに『緑のトンネル』を作りました。屋上は東側だったので、日除けの意味があまりなく残念な結果に…。グラウンドの方は立派に育ち、子ども達の涼む場所として大好評。突如現れたトンネルの枠組みに子ども達も好奇心いっぱいでゴーヤの成長を楽しみにしていたようです。プランターと畑では成長の早さも違い、勉強になりました。

緑台保育園 様

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保育園の玄関のわきにあるので、朝夕の送迎時、親子で見ていました。会話も弾みほほえましい姿でした。できたゴーヤは給食室でゴーヤチップスや佃煮にして出してもらうと子供たちはおかわりをして喜んで食べていました。
緑のカーテンがあると西日も和らぎ心も和むので、ぜひ来年も取り組みたいと思います。

＊緑台保育園様は、昨年も特別賞を受賞されました。

今年の特徴

第4回緑のカーテンコンクールに多くの市民・事業所・公共施設から応募をいただき、ありがとうございました。大きなカーテン、色彩豊かなカーテン、遊び心いっぱいのカーテンと審査する私たちの心まで和ませてくれました。

今年は何と言っても6月に台風4号が上陸し、多くの方から「緑のカーテンがダメになった」とコメントをいただきました。原因は「塩害」「強風による苗の傷み」等が考えられます。
この塩害被害には早いうちに真水で葉を洗うと良いそうですが、黒くなってしまった葉は元には戻りません。（市役所のアーチも一部やられました。）しかしその場合でも、根元の葉に緑のものが残っていれば、黒くなった部分を切り戻すことで復活するそうです！
多くの方があきらめずに世話をしたところ、「復活して、その生命力の強さに驚いた」「『ど根性ゴーヤ』と名付けた」という感想をいただきました。 本当に自然の力は偉大です。来年もし台風の被害にあったら・・・本当は無い方がいいのですが・・・あきらめずにお世話をしてみましょう。

最後に、昨年から私達職員も市役所前の緑のアーチと庁舎内4階で緑のカーテンに取り組んできたその様子を紹介します。室内でのプタンターによる栽培は、それなりに苦労がありました。
来庁された方に、緑のカーテン効果による涼しさを体感するとともに、省エネに対する意識を高めていただけたでしょうか？

市役所4階 環境部
プランターによる緑のカーテン

船橋市役所 玄関横 緑のアーチ

来年も多くの方の参加をお待ちしています！

表彰式の様子

平成24年11月17日（土曜日） 中央公民館

全体写真

各賞の皆さん

市長賞

公園協会賞

船橋市地球温暖化対策地域協議会賞

特別賞