丸山公民館の沿革
地域の歴史と丸山地名の由来
丸山公民館の地域は、馬込町と丸山です。その歴史は…。
江戸時代に船橋市を中心とした、鎌ヶ谷市、八千代市、習志野市、千葉市にまで及ぶ範囲に、徳川幕府が管理していた軍馬を調達するために造った野馬放牧場の一つ、小金下牧(こがねしものまき)がありました。広大な牧で野馬を捕まえることは難しいため、野馬を追い込んで捕まえる場所=「込め」を作りました。これが「馬込」の語源となりました。
「丸山」の由来は、その台地を付近の馬込沢から眺めると丸い山の様に見えたので、そこから名付けられたと言われています。
延宝年間(1670年代)になると幕府の開墾政策により、藤原、上山、丸山等が新田村として誕生しました。丸山は、延宝二年(1674)に本行徳(市川市)の徳田興左衛門が下総国葛飾郡道野辺村の谷津田に囲まれた台地を開墾し、丸山新田が出来ました。一方の馬込は、木下街道すじ南東側帯状に連なる上山集落と共に上山新田を構成しました。
明治22年(1889)に藤原新田、上山新田、丸山新田が千葉県東葛飾郡法典村となり、昭和12年(1937)には船橋町、葛飾町、八栄村、法典村、塚田村が合併し、船橋市となりました。
丸山公民館の開館
法典地区の人口増加に伴い、公民館の各種教室・福祉・青少年育成・社会教育・文化活動等の利用が増大し、法典公民館が手狭となり、もう一つ公民館を作ろう、公民館がほしいとの声が持ち上がりました。そういう中で、丸山公民館は、当時の法典連合町会役員の皆さま、議員の方々、建設予定地の地権者の皆様の多大なご協力により、市内16番目の公民館として昭和60年4月に開館いたしました。
昭和56年 丸山・馬込地区公民館建設委員会
昭和58年 公民館用地決定
昭和60年4月 丸山公民館開館
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