中核市移行のメリット

市民サービスの向上

保健、福祉、環境など、市民生活に密着した分野の事務の権限が県から市へ移譲され、これまで以上にきめ細かな対応が可能になりました。
また、受付から許認可までの一連の事務処理を市が一括して行うことにより、事務処理期間が短縮され、迅速で効率的な市民サービスを提供しています。

具体例

社会福祉審議会を設置し、地域に配慮した福祉のあり方を行政に反映しています。
身体障害者手帳の交付に係る一連の事務処理を、市で一括してできることで、受付から交付までの期間が約2ヶ月から1ヶ月程度に短縮されました。

地域保健衛生の推進

市が保健所の運営主体となることにより、保健衛生に関する事務が一括して県から移譲されました。
これまで、県運営の保健所と市で分担していた保健サービスが、市の事務として一元化され、より身近で充実したサービスの提供が可能になりました。

具体例

難病対策などが市に移管され、市の福祉サービスとの緊密な連携が可能になりました。

総合的な環境保全の実施

これまで県と市で分担していた大気汚染や騒音、振動、悪臭の防止、廃棄物処理などの環境保全に 関する事務を、市の一貫した体制のもとで行なうことにより、市の実情にあった総合的な環境対策が進められます。

具体例

騒音、振動、悪臭に関する規制地域の指定や自動車騒音の常時監視など、地域の実情にあった総合的な環境対策を図っていきます。

個性豊かなまちづくりの推進

都市計画や土地区画整理事業などのまちづくりに関する権限、屋外広告物の規制などの事務が県から市へ移譲されたことにより、これまで以上に船橋市の地域特性を活かした 個性豊かなまちづくりを推進していきます。

具体例

屋外広告物の規制に関する事務が移譲されたことにより、市独自の条例に基づき、地域特性 を活かした都市景観を形成していきます。

都市のイメージアップ

指定都市に準じた都市と位置付けられることから、知名度が上がり、交流人口の増加や企業立地の促進など地域経済の活性化が期待されます。