【子ども記者通信】志村寿一さんと黒川純子さんのリサイタルを聴いて(二宮中学校 内田 佳志朗さん)

僕は先日、以前の記事で紹介したバイオリニストの志村寿一さんがピアニストの黒川純子さんと開催したデュオリサイタルを聴きに行きました。今回はデュオリサイタルを聴いた感想をお話しします。
まず第一は、その腕前に加えて精神力の強さに驚いたということです。リサイタルを開催するという点においては、お二人とも相当な実力があることは確かですし、特に志村さんに関しては一度その演奏を目の前で聴いているので本当にすごい演奏をされる、と思っていましたが、お二人が演奏するのは五曲、なかには一つの作品に四楽章のものもあり「長時間の演奏できつそうだな」と思っていました。しかし、いざ演奏を聴くと、お二人とも長時間の演奏をこなしているのにもかかわらず、まったく疲れた素振りを見せず「腕がちょっと疲れちゃったな」程度の涼しい顔をしていました。さすがに、これを見て僕は「やっぱりプロの人たちは凄いのだな」以外の感想が思い浮かばず、とても驚いたものです。
第二に、お二人とも音楽と身体が一つになっていた、と感じたことです。このリサイタルのサブタイトルは「音楽と身体が調和するひととき」となっており、その言葉通り、二人とも演奏中に音楽に合わせて体を動かしていたので、僕は「二人とも、日頃から音楽と身体を合わせながら演奏できるように練習していたのだな」と感じました。
このリサイタルは、とても素晴らしく、改めてプロの方たちの凄さを実感したものでもありました。このリサイタルに限らず、このような場に足を運ぶことはとても貴重な経験になると思うので、皆さんも機会があれば、是非足を運んでみてください。
(令和7年10月28日投稿)
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