【子ども記者通信】飛ノ台史跡公園博物館で見つけた船橋の歴史(湊中学校 巽 朱里さん)

更新日:令和8(2026)年2月4日(水曜日)

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湊中学校_巽朱里

 今回、私は海神にある「飛ノ台史跡公園博物館」を見学しました。学芸員の狩野さんに、様々なことを説明していただきました。
 まず、飛ノ台貝塚と船橋の環境について聞いてみました。
 狩野さんによると、「飛ノ台は下総台地の端にあって、縄文時代は今より海がずっと内陸まで入り込んでいたんです」とのことでした。高い台地の上で安全に暮らしながら、すぐ近くで海や川の恵みを受けられるという環境は、今の船橋にもつながっていると感じました。また、船橋市では年に数回、発掘調査の現場を公開しているそうです。実際の発掘の様子を見られる機会はなかなかないので、ぜひ一度伺ってみたいと思いました。
 企画展「ふなばしを掘る」で展示されている土器についてもお話を伺いました。「縄文から平安までの土器を展示しています。船橋では奈良時代になると須恵器が多く見つかるのが特徴です」と教えてくれました。須恵器とは、古墳時代から平安時代ごろにつくられた、灰色で硬い焼き物のことです。高温で焼かれているため丈夫で、器の形もシンプルで実用的なものが多いのが特徴です。一方、船橋の縄文時代では土偶の出土が少ないと教えてもらい、当時の暮らし方や地域の特徴が見えてくるのが面白いと思いました。展示室には竪穴住居の復元やレプリカもあり、実際に触れながら学べるのも魅力です。
 さらに、船橋の人たちに何を見てもらいたいかも聞きました。「自分の住むまちにも、こんなに古い歴史があるんだと感じてもらえたらうれしいです。ワークショップや体験イベントもありますよ」とのことでした。
 館内にはパンフレットや学習資料もそろっていて、子供たちも楽しみながら学べる工夫がたくさんありました。  
 飛ノ台史跡公園博物館は、ただ過去のものを展示するだけでなく、「船橋という街がどう形づくられてきたのか」を知ることができる場所だと感じました。発掘現場の公開や貝塚・土器の展示、体験イベントなど、学べるきっかけがたくさんあります。船橋に残る縄文の歴史に、ぜひふれてみてほしいと思いました。

(令和8年1月13日投稿)

史跡公園の住居跡
▲史跡公園の住居跡
インタビューの様子
▲インタビューの様子

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