【子ども記者通信】荒尾岳選手インタビュー チームと地域を支えるやさしい力(湊中学校 巽 朱里さん)

更新日:令和7(2025)年10月10日(金曜日)

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湊中学校_巽朱里

 千葉ジェッツふなばしで活躍する荒尾岳選手は、長くチームを支えてきたベテラン選手です。仲間との関係やチームの雰囲気をとても大切にしています。「意見がぶつかったときは、ちゃんと話し合って、お互いのいいところを見つけながら、どうするのが一番いいかを決めています。」チームで考えが違うときも、荒尾選手はみんなの話を聞いて、前向きに答えを出そうとしています。長くプレーしてきた経験があるからこそ、若い選手とのつながりも大事にしているのが伝わってきました。
 新しくできたアリーナには、たくさんのファンが集まっています。そのことについて聞くと、荒尾選手はこう話してくれました。「地域に根ざしたチームとして14年半やってきました。地道に頑張ってきたから、こんなに応援してくれる人が増えたんだと思います。」ファンには「来てよかった」と思ってもらえるようなプレーを届けたいという気持ちがあるそうです。勝つことだけじゃなく、見ている人の心に残るようなプレーを目指しているのが印象的でした。
 また最近では「G.CREW(ジークルー:荒尾選手の実施する社会貢献活動)」というプロジェクトにも取り組んでいます。子どもたちと一緒に田植えやいちご狩りをする体験や、食べ物の大切さ・自然の楽しさを伝える活動を続けています。バスケットボール以外でも、地域の人たちと関わりながら、やさしい力で支えている姿が印象的です。
 最後に、夢を追いかける中学生に向けてメッセージをお願いすると、こんな言葉をくれました。「夢は持っていても、途中で変えてもいいと思います。夢につながることを、まず好きになることが大事です。」夢はひとつじゃなくてもいいし、変わってもいい。まずは「好き」という気持ちを大切にすること。それが荒尾選手からの、やさしくて力強いアドバイスでした。
 荒尾選手の姿は、スポーツだけでなく、地域や人とのつながりを大切にする生き方を教えてくれました。これからも、バスケを通じて笑顔と元気を船橋へ届けてくれる千葉ジェッツを皆さんで応炎しましょう!

(令和7年9月2日投稿)

荒尾岳選手とこども記者
    ▲荒尾岳選手とこども記者

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