【子ども記者通信】東消防署古和釜分署・消防訓練センターの見学を終えて(大穴北小学校 廣海 七実さん)

更新日:令和7(2025)年9月10日(水曜日)

ページID:P139564

大穴北小学校_廣海七実

 皆さんは、消防署の仕事をくわしく知っていますか。
 私たちは、施設見学会で東消防署古和釜分署と消防訓練センターへ行ってきました。そこでたくさんの物を見て触って体験して、多くのことを学びました。
 まず、分署長の小川さんに話を伺いました。古和釜分署は、市内で最先端の技術を取り扱う新しい消防署だそうです。平成31年設立で、署内はきれいで驚きました。庁舎見学が始まり、最初に事務室を見学しました。事務室には、隊員一人ひとりのパソコンや救急車両の状態をチェックするモニター、災害情報をいち早く収集するためのテレビなどが置いてありました。私は、消防隊員は毎日たくさん訓練ばかりをしていると思っていたので、一人ひとりにパソコンがあり事務仕事もしていることが意外だと思いました。
 次に食堂を見学すると、レンジやオーブン、ポットなどが置いてありました。隊員は24時間勤務なので、3食を職場で食べるそうです。冷蔵庫は2つあり、その中の食材を使って料理が上手な隊員が作ることもあるそうで、とてもおいしいと言っていたので、どんなものなのか気になりました。他にも、仮眠室やトレーニング室、出動準備室などを見せていただきました。
 次に、消防車の種類や道具を見ました。例えば、水が乗っている水槽車や、空気を圧縮してボンベに詰める空気充填車などを見ました。その中で1番印象に残っているのが、救助工作車です。それは、市内に3台しかない車両で、中央消防署から来ていたレスキュー隊員に説明していただきました。火を消すよりも人を救うことに向いていて、100種類以上の道具を乗せているそうです。かたいものを切ったり、押し拡げたりする道具を持たせてもらったのですが、とても重くて驚きました。
 その後、さまざまな体験をしました。放水体験では、消防隊員がお手本を見せてくれたのですが、思っていたよりも重く、水圧で後ろに飛んでしまいそうで、うまく的に当てることができませんでした。煙の中を進んでいく体験では、煙で視界が曇って見えずらい中、取り残されている隊員を助け出すという内容でした。中腰で前へ進むのが辛く、見えにくいので出口を見失ってしまいそうで怖かったです。最後に、ドローンを飛ばすところを見学しました。初めて間近で見て、すごいなと思いました。
 私は、この施設見学会を通して、消防署や消防隊員の今まで知らなかった仕事を知ったり、さまざまな体験をして、改めて隊員のお仕事の大変さを実感しました。今回学んだ経験を生かして生活し、私たちの生活を守ってくれる方々に、今まで以上に感謝したいと思いました。

(令和7年8月25日投稿)

令和7年度子ども記者通信はこちら

このページについてのご意見・お問い合わせ

広報課

〒273-8501千葉県船橋市湊町2-10-25

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日