【子ども記者通信】三番瀬の野鳥と自然を守る取り組み(習志野台第二小学校 石森 優衣さん)

三番瀬の野鳥について、三番瀬海浜公園スタッフの大谷雄一郎さんにお話をお聞きました。
三番瀬は、東京湾に残る貴重な干潟で、毎年多くの野鳥が集まる場所です。特に渡り鳥にとって、大切な中継地や越冬地になっています。多い年には、5~6万羽の渡り鳥が飛来します。
三番瀬で見られる野鳥の種類は、1年を通しておよそ100種類です。春と秋は渡りの時期となり、60種類ほどが見られますが、夏は少なくなり、20種類くらいになります。その中には、ミヤコドリやスズガモといった、三番瀬を代表する野鳥がいます。
ミヤコドリは、日本では見られる場所が限られている野鳥で、三番瀬がその一つです。世界では「準絶滅危惧種」に分類されており、日本ではいろいろな地域でレッドリストに登録されています。三番瀬には1970年ごろから飛来するようになり、1980年ごろは10~20羽でしたが、現在では毎年300羽ほどが見られます。ミヤコドリは本来冬に多く見られる冬鳥ですが、三番瀬では夏も確認されています。それだけ三番瀬が、ミヤコドリにとって大切な場所であることが分かります。
スズガモは、三番瀬に集まる渡り鳥の中で最も数が多い野鳥です。羽根の色が黒と白のはっきりした模様なのがオスで、茶色っぽい羽根なのがメスです。三番瀬には2~3万羽のスズガモが集まり、多い年には10万羽が飛来します。水深が浅く、波が少なく、エサとなる二枚貝が豊富なことが、三番瀬に多く集まる理由です。こうした条件がそろった場所は、東京湾でほかにもありますが、その中でも三番瀬は面積が広いことが特徴です。
このように、多くの野鳥が集まる三番瀬ですが、三番瀬の野鳥の数は全体的に減ってきているそうです。
三番瀬海浜公園では、毎日のゴミ拾いや子どもや大人に向けた環境学習など、自然を守る活動が行われています。大谷さんは、三番瀬の自然を守るために一番大切なことは、多くの人が三番瀬の自然に関心を持つことだと話していました。
自然の豊かさを知り、三番瀬をこれからも大切にしていくにはどうしたら良いかを考えることが、自然を守る行動につながっていくのだと思いました。
(令和8年2月12日投稿)
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