【子ども記者通信】保育園は、どんなところ?10年前お世話になっていた保育園へ訪問!(薬円台小学校 冨永 帆夏さん)

更新日:令和7(2025)年12月23日(火曜日)

ページID:P143034

 今回、0歳から3歳まで私が通っていた習志野台にある「ひかり保育園」に行きました。私には通っていた記憶があまりないのですが、昔、私もお世話になった園長の村上先生がにこにこ顔で迎えてくださいました。
 まず、保育園の仕事についてです。保育園とは親が仕事等の理由により、保育を必要とする子供の為の施設です。0歳から小学校入学前までの子供が、日々通います。ひかり保育園は、0歳から3歳までの子供が通います。
 保育園で働く保育士さんの仕事ですが、みなさんはひとつひとつのお世話に工夫がたくさん詰まっていることを知っていますか?
 例えば、昼食とおやつです。毎食、調理した食事を出していますが、0歳~3歳の子供達なのでその子の成長に合わせて、大きさ、柔らかさ等を変え、小学生が食べるよりも、調理では食材の水分量を通常より20%上げているそうです。デザートのりんごは、過熱して柔らかくしているそうです。それから、のどに詰まらせないよう、ミニトマトやえだまめも切って球体で出さないようにしています。また、一人一人に合わせてお米の量を毎食計って出しています。私は、そんな細かいところまで気を使わなければならないのかと、びっくりしました。工夫は、食材だけにとどまらず、食べるときにもあります。入園して最初の時期は、保育士さんと子供の一対一で食べるのを見守り、子供の食べ方・飲みこみ方・食べるスピードなどを細かく理解するようにしています。そこまで見ていると知って、大変驚きました。
 次に、一番大変なことと大切にしていることを聞きました。一番大変なことは、けがをしないよう見てあげることだそうです。遊ぶ時は、子供に付き添います。また昼寝中も5分ごとに呼吸の確認をしています。
 大切にしていることは、「その子らしさ」だそうです。村上先生は、「子供の一人ひとりの「自分らしさ」を受け入れてもらえたら、うれしいと思うだろうから、「その子らしさ」を大切にしているよ」とおっしゃっていました。私も、自分らしさを受け入れてもらえたら嬉しいし、より生活を楽しめると思いました。
 私は今回、久しぶりにひかり保育園に行って、とてもよかったと思いました。私がこちらの園で過ごした時の園の先生方の温かい気持ちが、今も私の心の奥にあるような気がします。12歳の今の私としては、自分の、また周りの人の「らしさ」を大切にしていきたいです。それから、個人それぞれが他の人の「らしさ」を受け入れられる、そんな世の中になってほしい、と思いました。

(令和7年12月7日投稿)

園内の様子
▲園内の様子
園庭
▲園庭

令和7年度子ども記者通信はこちら

このページについてのご意見・お問い合わせ

広報課

〒273-8501千葉県船橋市湊町2-10-25

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日