【子ども記者通信】歴史ある船橋大神宮での発見(飯山満南小学校 冨田 美凉さん)

更新日:令和7(2025)年5月15日(木曜日)

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私

 船橋市の代表的な神社といえば、船橋大神宮(意富比神社)ではないでしょうか。私は古事記を読んでから神社が大好きになり、今まで30以上の神社に行きました。その中でもお宮参りや七五三、初詣などで何度も訪れたことがある船橋大神宮は思い出のある大事な神社です。今回は、船橋大神宮の田中さんにたくさんお話を聞きました。
 まず、船橋大神宮の歴史についてです。お話の中で一番驚いたことは、船橋大神宮ができたきっかけです。船橋大神宮ができたのは、約1900年前と言われています。その時代の天皇であった景行天皇の息子「日本武尊(やまとたけるのみこと)」が東征を行っており、船橋へ来た時に川上から鏡が流れてきたそうです。鏡は日本の代表的な神社である伊勢神宮に「八咫鏡(やたのかがみ)」が祀られているため、とても縁起が良いと思い、伊勢神宮の主催神でもある「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」を祀り、戦勝を祈願したことがはじまりだそうです。
 皆さんは、神社で境内をまわっていると、小さな神社をあちこち見かけませんか?小さな神社には、どのような神様が祀ってあるのでしょうか?この小さな神社は摂社・末社と言うそうです。これは、この地の神様や天照大御神と関係がある神様たちだそうです。たくさんの神様が、船橋大神宮の天照大御神を補佐してくれているため、私たちが安心・安全に暮らすことができているのだと思いました。
 そのほかにも、天照大御神のお食事係である「豊受姫神(とようけひめのかみ)」も、境内に外宮としてまつられています。伊勢に行かなくても、こんな近場でお伊勢参りもできるということです。
 私は本殿にお参りしたあと、灯明台にむかいました。灯明台は昔、船への目印などで使われていたそうですが、今は成人の日の前に「成人を迎える人たちの未来が明るくなりますように」と、願いを込めて光らせているそうです。船への目印として光らせていたものが、今は成人を迎える人たちの未来のために光らせていることが素敵だと思いました。成人の日に灯明台を光らせる行事を「灯明台祭」と言います。この行事のほかにも、船橋大神宮ではさまざまな行事が行われています。(節分祭・水神祭・例祭・神楽・相撲など)神社へ参拝するだけでなく、大勢の人が集まって交流を深める場所でもあるのだなと思いました。
 今回の取材で、知らないことがたくさんあることに気付きました。皆さんも、船橋大神宮へ行ってみた時は新しい発見があるかもしれません。ぜひ、船橋大神宮へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(令和7年5月2日投稿)

大神宮
     ▲船橋大神宮

インタビュー
  ▲田中さんにインタビュー

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