【子ども記者通信】市民のために1秒でも早く現場へ!(中野木小学校 西尾 愛梨さん)
火事が起きたらすぐに現場に来て、燃え広がる前に消火してくれる消防車。皆さんは、どうして消防車がすぐに火災現場に出動することができるのか、知っていますか?私は、東消防署古和釜分署と消防訓練センターの見学に行き、その秘密を探ってきたので紹介します。
消防署の隊員は、出動指令が出ると1階の仮眠室にいても2階にいても、出動準備室へと急ぎます。出動準備室は仮眠室のすぐ近く、2階からの階段を降りた正面にあり、どこの部屋からもすぐに向かえるように計算されて通路がつくられています。準備室に着くと、着衣の上から防火服と靴を身に着けます。靴とズボンは、2つをつなげて置いておき、すぐ履けるようにしています。防火服を着たら専用のタブレット端末を持ち、消防車に乗り込んで出動します。その際、タブレット端末で出動を知らせるボタンを押します。すると、船橋市の全ての消防署にあるモニターが点滅し、どの消防署がどの消防車で出動したかが分かるそうです。
消防署にあるモニターは色分けされています。消防車は白色は待機中、緑色は業務中、黄色は整備中、赤色は出動中を示しているそうです。また、救急車は白色は待機中、赤色は出動中、緑色は現場や病院から署へ戻っている途中であることを示しているとのことです。
出動指令が出てから出動するまで、消防署の隊員はわずか3分で準備を行い、現場に向かうと言っていました!1分、1秒でも早く現場に向かうために、古和釜分署の消防隊員は工夫をして、出動準備をしているということが分かりました。
他にも、消防隊員は日々体力づくりに励んでいたり、健康な食事を心がけて現場活動(消火活動・人命救助など)に備えているそうです。そして、災害現場で市民に「ありがとう」と言われることにやりがいを感じているそうです!私も助けてもらうことがあったら、きちんと「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたいと思います。
(令和7年9月10日投稿)
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